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英検・TOEICのリーディング:英語長文問題が読めない原因

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・TOEIC
・英検
・TOEFL

いろいろな英語の資格試験がありますが
長文は、かなりの方が苦労されているようです。

日本人は文法や語彙が得意と言われ、
相対的に、スピーキングやライティングよりは
点数が高い方は多いでしょうけど、
やはりリーディングが結構大変だと感じている方は
ちょっと読んでみてください!

動画で見たい方はこちら↓


リーディング問題の長文が読めない場合

考えられる原因は4つ

・文法、語彙が足りない
・精読をしてない
・読む量が足りない
・問題文と選択肢を理解していない

です。

🐥この記事を書いているJunのプロフィール🐥
英検®︎1級合格17回, TOEIC®︎990点18回, TOEFL®︎ iBT104(MyBest scores110), 英語発音指導士®︎, スペイン語少々, アルク「英検®︎1級合格マップ」著, 英語ジムらいおんとひよこ代表, 高校でアルゼンチン1年留学
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💓 インスタグラムもあるよ→ Jun_dulce


一つずつ見ていきましょう。

🐥文法、語彙が足りない

これは当然と言えば当然ですが、
文法力が足りない、
語彙が足りないと
文章で書かれている内容を正確に理解できません。

英語ジム らいおんとひよこの生徒さんでも、
ちょっと
構文が取りづらいセンテンスを
「これ、訳してみて」と言ってみると
ある一つの単語を取り違えていることで
大きく文章が違う意味となってしまい、
前後の関係がわからなくなってしまう時があります。

また、主語と動詞が見つけられない時も
やはり文章を読むときに誤解したまま
読み進めています。

私もTOEICの試験本番などで
よくやらかしてました。

ストーリーを勝手に脳内で作って
その解釈のまま答えを選ぶので、
見事に間違える、という。

テスト後の仲間内での反省会では

Jun🐥「え、あれってこういう話じゃなかったの?」

他の人👨「いやいや、違うでしょ。」

っていうことが多々ありました。

読み違え、って怖いです。

たった一つの単語の理解、文法事項の見落としが
文章全体をまるっきり別物に変えてしまいます。


🐥精読をしてない


精読の定義は人によって
異なることもあるかと思いますが、
要するに
「丁寧に読む」ということです。

英文を読むってめんどくさいんですよね。

私も、TOEICにどハマりしていたときでさえ、
part7は、やったことにしてやらなかったことが何度あったことか🙄

もう本番だけでいい、と思ってました。
990点を何回もとってからのことです。

それくらい英語を読むのが苦手だったのです。
何かを検索していて英語のサイトが出てくると
「×」ボタン、または「戻る」ボタンでした。

(Twitterでは今でも英文は読み飛ばしてます)

でも、そんなふうに英文を読むことを
避けていては
やはりどこかで抜けが出てきて、
ここぞというときに間違える。
ストーリーを勝手につくってしまう。

なので、あるとき精読をじっくりやろうと決めて
そして、一人ではできないので、
別の動画でも話したように
オンライン勉強会を主催して、
他の人も巻き込んで、
大量の文章をきちんと
丁寧に読んで理解するようにしました。

👉 📝自分でやってみよう!オンライン勉強会

おかげで、かなり読解力がつきました。

そして、英文を読むことが苦痛ではなくなり
英字雑誌を読んだり
洋書まで読めるようになりました。

ここで、精読、というのは

・単語の意味を調べること
・構文、文法構造を1文1文丁寧に確認すること
・関係詞の先行しは何か
・なぜ、aなのか、theなのか
・この代名詞は何を指しているのか
・代名詞が複数なのか単数なのか
・接続詞に注目して流れを理解すること
・パラグラフごとの意味
・文章全体の意味
・文章中に出てきた固有名詞、実際の人物や出来事、動物なら、日本語で良いから情報を調べること(宇宙や化学、歴史的人物など)

などなど、細かく細部まで
一つの文章を読み込んでいくことです。

かなり時間がかかります。

TOEICのシングルパッセージでも
結構時間がかかると思います。

英検1級やTOEFLなら尚更でしょう。

それでも、めんどくさがらずに
やっていくと1年半くらいで
結構読み違いが減ってくるはずです。

🐥読む量が足りない

先ほど、さらっと「1年半くらい」とお伝えしましたが、
それを長いと感じたでしょうか?

期間で言うと1年半とか2年とかで考えてみて
その上で、さらに、量をこなす必要もあります。

リーディングが苦手な方は
とにかく読む量が足りてない

私もかつてそうだったので
過去の自分を振り返って
そう思います。

いったん、精読をやる期間を設けて
よかったなぁと今は思います。

オンライン勉強会は1年半ほどやっていました。
会社へ行きながら、毎週のSkypeは大変でしたが、
他のメンバーに迷惑をかけるわけにはいかないので、
必死で、その週の範囲の英文を読んでいました。

英字雑誌のScientific American
TOEFLのリーディング問題集です。


それ以外で、自分でTOEICの問題集もやっていたので、

読むジャンルはかなり試験英語に
偏ってはいたものの、

読む量としては
それまでの自分と比較すると格段に増えました。

最初は辛いですが、
やっていると慣れてくるので、
今は、あまり苦もなく読めます。
英文に対する抵抗力も無くなりました。

長期戦で、大量の英文を読んでみてください。


🐥問題文と選択肢を理解していない

そして、英語資格試験で、長文問題で
正解できない最後の理由としては

そもそも、問題で問われていることが理解できてない
また、選択肢を正しく理解していないということが
多々あります。

特に、英検やTOEFLは選択肢が長かったりします。

試験対策で、過去問や問題集をする際には
問題と選択肢の精読も必要だと考えます。

この部分が正しく読めないのは
語彙・文法知識の増強、精読で解決できます。

リーディングが苦手なかたは
語彙強化をしながら
文法を勉強し
精読をしてみてください!

リーディングができるようになると
リスニングで正しく理解することも増えます。

また、大量の文章を読むことで
書くときにも、
自然な英語表現を使えることが増えてきます。

そして、書くときに、良い感じの文章がかけるようになると、
それを瞬時に声に出す練習など、
例文暗唱やスピーチ暗唱、オンライン英会話などなど、
使う機会を増やすと、
より知的なかっこいいスピーキングもできるようになります。

全てがリーディング力から派生して
スパイラル的に、英語力全体が上がります。

リーディングはめんどくさいですが、
費用対効果、と言うか、
やったらやっただけ
メリットだらけなので、
コスパはめちゃくちゃ良いです。

ぜひ、英語学習に取り入れてみてください!


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