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主夫がおうちでセラピストしています「仕事の中断を歓迎できる」


いつでも仕事は中断できる

「パパ、お腹空いたぁ〜。なんかない?」

仕事部屋で仕事をするよりも、台所の机で仕事をすることが多い主夫です。

朝、ルーティーンの家事をし終えて一段落ついて、仕事をしていると娘が話しかけてきます。
我が家は、朝はお腹が空いたら食べるということにしています。

「朝食作ったんだから食べて行きなさい。」
「朝食べないと力出ないよ!」
「せっかく作ったのに、残さないでね。」

という親子関係での「親ひとり芝居」による落胆に陥らないためと言えるでしょうか。

相手が望む時に、その望みを言いやすい環境を用意し、
望んだ時に相手に対して、自分に何ができるか考えたほうが、相手との良好なコミュニケーションを築けます。

娘ともそのようなコミュニケーションを心がけています。
そのほうが、僕も楽ですから。

あるひとまとまりの仕事の途中で、彼女の要望が耳に入ってきます。

その時に台所だと中断感はなく、応えることができます。

家事は小さな成功をいつも感じさせてくれる   

娘がお腹空いたと教えてくれて、そこに食事を提供できる機会ですから、
できるだけ、身体のことを考えたものを提供したいと思うわけです。

「パンがあったでしょ?」

で済ませたい自分もいれば、丁寧に作ってあげたい自分もいます。

その時の「心のゆとり」は、自分で創り出します。

「ツナマヨトーストにしようっか?」
「嬉しい!楽しみ!」

と、単に「やっつけ」のコミュニケーションではなく、お互い喜べるような空間と時間にしたいと思っています。それはパートナーに対してもです。

それが広がって、多くの対人関係が良好になっていきます。

家で小さな「成功」をしているわけですから。

早速、仕事を中断し、調理に入ります。

タマネギをみじん切りにして、オイルと食塩不使用のツナ缶を用意します。
その次に、米油と松田のマヨネーズと沖縄の塩 シママース、アガベシロップなど全てボウルに入れてかき混ぜます。

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黒胡椒を振りかけたいところですが、娘の好みで黒米パンにツナマヨをのせてトースト。

タマネギとマヨネーズのトーストされていく香りを嗅ぎながら、ちょっと仕事をします。

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できあがりを待って、娘は台所に取りにやってきます。
嬉しそうな彼女の顔を見られることに、小さいけど大きな「成功」を思います。

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主夫をしながら、おうちセラピストをして、もう14年​

人を癒す仕事がしたい
細かな家事を大切にしたい
できるだけ健康に暮らしたい
こだわれる氣力と知識を得たい
太陽の光を感じながら仕事をしたい
午前中にかなりのパワーを出力したい
自然を感じる時間を作りたい
スーパーマーケットでの買い物は数カ所行きたい
洗濯物はふとんを取り込む時間に家にいたい
洗濯ものを温かいまま取り込む時間まで仕事がしたい

こうした思いは、次第に叶い…

今この瞬間は、切り干し大根を戻しつつ、鍋の汚れを重曹を入れて煮立てながら、ダイニングで作業をしています。

おうちでセラピストをする幸せを噛みしめながら、出汁を取ろうと思います。



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