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アンフェ男性の光と影

 一月一日に能登半島地震が起きて、みんな心が落ち着かないと思うけれども、その中でも発信すべきことを考えて、それぞれがXやスレッズなどのSNSで様々な主張をしている。中でもフェミニストは震災時の避難所で性犯罪が起こる事を強く懸念して自衛を訴えている。そして、お約束のようにアンチフェミニストの男性、アンフェ男性と呼ばせてもらうが、彼らが反発していろんなことを言っている。フェミ女性が避難所で性犯罪が起きないように、と言えば、男を犯罪者扱いするのかー!とか、尼寺が被災者女性を受け入れます、と言えば男は救わないのかー!とか、男だけ救わないのは男性差別だとか、女性にだけ生理用ナプキンを配るのは優遇で差別だとか、正直目も当てられない。私が見つけていないだけで、他にももっといろいろ言ってそうな気がするが、彼らのミソジニー、女性蔑視はどこから来るのだろうか。私は長年彼らをそれなりに見ているので分かるつもりなのだけれども、スタートが

女性に相手にしてもらえない、もらえなかった

 なのだ。俺は女性に相手してもらえない、腹が立つ、SEXも出来ない、というような形で女性を憎むようになってしまう。彼らが女性に相手してもらえないこと自体は、全て彼らの責任とは言えないかもしれない。容姿は親にもらうものだが、余り格好良くない場合もある。もしくは、勉強が出来る出来ない、何らかの才能のあるなしも遺伝の影響もあるので、その点ではそれら全て彼らのせいにするのは可哀そうではある。しかし、人は努力によって獲得できるものも多いし、街を歩いてみればさほどイケメンでなくとも普通にベビーカーを押している男性は幾らでも見つかる。

男は顔じゃないよ、中身だよ。努力すれば一人前の男になれるよ

 と言ってあげたい。一番駄目なのはそれらをせずに、自分を諦めて日がな朝から晩までフェミガー女性ガーというようになってしまう事である。もしもここまで読んで「うわっ俺当てはまる」と思う男性がいたなら、即座に止めましょう。百億害あって一利たりともありません。女性叩き、フェミ叩きはあなたに一ミリたりとも有益なものはもたらしません。
 
 では何をどう考えたらいいのか、ですが、あなた方、「女嫌いの女体好き」と言われていますよね。まずは女性を一人の人間だと改めて認識することです。性欲解消の道具とか思ってたらまず受け入れられません。少し想像すれば分かると思います。次に、これが最重要ですが、「女性の話を真剣に聞くこと」これさえ出来ていれば、まず嫌われることはありません。そして、これをするために必要な考え方が、

・女性を男性と対等の存在であると認める
・女性を尊重し、その意見や考えを採用すること
・女性に対し、モテたい、モテたくないという発想を捨てること

 この三つです。難しいかもしれませんが、騙されたと思って実践してみてください。これまでの人生と全く違う日々を送る事になります。そして、それはあなたにとって楽しい日々となるでしょう。新しい年に新しい事に挑戦し、新しい自分になる。素晴らしくないですか?さあ、がんばろう!

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