7月12日 太陽光発電の有用性

サステックとニトリホールディングスは共同で、太陽光発電に取り組むと、サステックの丹野裕介社長が明らかにした。

(Q) 皆さんは太陽光発電システム導入に対して、どのように思いますか??

環境に良い・ソーラーパネルの設置場所が必要・設備や管理費がかかる・メンテナンスが必要
私は、ぱっと浮かんだのはこんなイメージでした。


ニトリでは、国内店舗や物流倉庫を活用し太陽光発電を行う計画を述べ、当初は約30拠点で導入予定で、2030年までに年間発電量を10万メガワットに拡大する目標を立てた。
電力は店舗や倉庫の運営に使うほか、余剰電力は売電する予定だという。


この記事を見たときに、”実は他の発電方法よりもCO₂排出量が多い”といった文を見つけました。
これは一体どういうことなのでしょうか。
↓ ↓ ↓
発電の過程で発生するCO₂には、2種類あるそうです。

1つ目は「直接排出」
発電中に排出するCO₂。
火力発電で例えると、石炭などを燃やすことで発生するCO₂のことです。
太陽光発電は、発電中に燃料を使わないため、CO₂の直接排出はゼロとなります。

2つ目は「間接排出」
太陽光パネルなどは工業製品なので、製造や設置の過程でCO₂を発生します。このような、発電以外のところで排出されるCO₂が「間接排出」です。


自然エネルギーでの発電は、発電すればするほど、化石燃料よりもCO₂の削減が進んでいきます。
一定期間がたつと、削減できたCO₂の量が、製造時に排出したCO₂と同じになるタイミングが来ます。これを「ペイバックタイム」と言うそうです。
火力発電ではペイバックタイムが発生しないため、やはりカギとなるのは自然エネルギーを使用した発電となります。

「ペイバックタイム(CO2PT)」
=想定寿命(30年)電力量当たり排出量/電力量当たり削減量

これを実際の数字を用いて計算すると、
=30年×(17~48g)/660g=0.77~2.2(年)

ということはつまり、
0.77年から2.2年の間、発電を続ければそのあとはCO₂を節約し続けるだけの状態ということになります。
長くても2年少し運転すれば、製造時のCO₂排出量を帳消しできるということ!


ここまで調べてみて、
「間接排出」が多い場合には、”太陽光発電は他の発電方法よりもCO₂排出量が多い”というのは間違いではなかったですが、CO₂排出量を削減するには、やはり太陽光発電は重要な発電方法だということがわかりました!

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