いいものに自己犠牲は必要だ
ここ二三週間、ほぼ平日は日付を跨いで仕事から帰ることが続いている
北海道から帰宅以来、私のなかあるいは、取り巻く環境のなにかが変わりました
上司に叱咤激励を受けてから先読みしつつ仕事をこなしてるのですが、仕事+社内行事の役割を勤しんでおりました
そして、朝起きたら喉が腫れてていて、熱っぽくなったので病院にいったら扁桃炎と診断されました
扁桃炎はストレスが多いとわりとわたしはかかりやすい方です
こういうときこそ、聖書、湾岸ミッドナイトのいい名言が心に染みます
チューナーショップで赤字経営をしているのですが、なぜか潰れずにいます
その理由は社長自らの手取りを削って還元をしていました
どんないいものには必ず犠牲がつきまとう…
これには私も賛同です
社会人問わず、大学のサークルからでも、輝いてる団体は誰かがめちゃくちゃ先読みして自らの意思で動いてます
私が大学生の頃に行っていた復興団体は、卒業してから10年がたち、いまでも続いていますが、私の代が一番黄金期だったと自負があるほど活動していました
そういううぬぼれができるほど、心身を捧げていたとおもいます
2社目ではそこまで至りませんでしたが1社目と現職では給料以上の働きをする自己犠牲の人が何人もみています
特殊だとは思いますが、その人物は普段は暇そうにしていますが裏で作業していたり、先読みが必要なタイミングではモードを切り替えて動いたりとしています
言い換えると息抜きが出来てるんでしょうね
そして、本質はというとただひとつだけです
ただいいものをつくりたい…
この一心なんだと思います
本多静六氏が掲げる職業道楽の本質だとおもいます
まだ書いたことはありませんが、整備士の工賃は安すぎると感じるときがあります
私のハーレーのエンジンオイルを変えるところは1000円ぐらいでやってくれます
ハーレーは大きいから時間がかかるわけですがそれでもありがたいですよね
そういう工賃で生きてる彼らがなんのためにやるかというと乗り物が好きだからやってくれるわけです
我々はそこに多少時間がかかっても待つしかないと思います
ちなみにこのとき相手の質問をする女性は銀行員でお金に厳しい人です
なぜ、自己犠牲をするのかの問いに対する感想も胸を打たれます
いい仕事をしたからそれでいいよって本当にやりきらないと言えない人の発言です
当時は苦悩もなにもあったと思いますが、ふたを開けてみてからが物事は一番大事だとよく分かりますね
私がサークルを卒業したときもその気はなくても号泣した上で引退をしています
ただただ、やりきれたことが嬉しくての男泣きです
いま急に長く働かないと行けない環境になっていますが、辛いと言うか、先読みをしなかった自分が悪いなと完結しています
叱咤されてから色々すっきりして、考えたらこれやべーじゃんってことばかりです
人が成長するのは能力が上がるだけではなく、先を読んで先手を打つこと、そして諦めず食らいつくことも一つの大事な犠牲だと思いました
ホワイト化して、良いも悪いも休むことに理由がつけられるようになった昨今、むりをしなくてもよくなりました
ここまでやることに意味はあるのかどうかはわかりません
ただ、精神的な報酬で、それだけやったことによる経験値は間違いなくどこかのタイミングでもらえるだろうと信じています