中小零細企業のこれからのあり方

多くの業界で人材不足が叫ばれている。労働人口が減り、働き方が多様化している時代に、人材の確保はとても大変だ。さらに、日本には多くの中小零細企業があり、それらがスモールビジネスをしているので、売上げも人材も分散化している。

業界全体では伸びていても、中小零細企業は人材不足で仕事を捌き切れないことがある。業界全体で見れば、それは生産性の損失になる。

20名以下の中小零細企業では、各自のスキルに依存することが多い。その人が休むと業務が回らないなんてこともよくある。だから従業員は気軽に休めないし、休むと会社としては困る。もし会社を辞められてしまうと大きな損失だ。

生産性や効率だけを考えれば、同業界の中小零細企業は合併した方が安定すると思う。互いの売り上げ・人材を共有でき、経費も削減できる。互いの仕事の仕方を学び、さらに業務を効率化することもできるのではないか。

銀行や保険会社のような大きな組織でさえM&Aをして生き残りへの道を探っている。異業種コラボは盛んに行われているが、中小零細企業のM&Aはなかなか進んでいない。

合併することでリストラをしないで済むのであれば従業員は守れるし、お客様も守れる。生産性が上がり売上が伸び、従業員の賃上げにもつながるかもしれない。

経営者や従業員の心理・社風などを考えればそう簡単に合併などできないのも分かりはするが、選択肢としては必要だと思う。

もう一つはフリーランスの活用だ。雇用するにはリスクがあるが、必要な時に来てくれるフリーランスを活用すればコストは抑えることができる。コンサルタントやアドバイザーのようにやり方だけを教えてくれる人ではなく、社内で動いてくれる人が必要だ。

週に1回でも来てもらい、滞っている部分を解消してもらう。リーモートできるなら出社しなくてもいい。複数のフリーランスを活用すれば社内の生産性も上がっていく。フリーランスに依存するのではなく「共存」することが大事。いないと会社が回らないでは意味がない。

フリーランスも複数の企業から固定的な収入があるのはありがたい。社内に入ることで組織でしかできない仕事も経験でき、スキルアップも望める。

「中小零細企業は人が欲しい!」と言い、「フリーランスは仕事が欲しい!」と言う。ここが上手く繋がればいいのではないか。

中小零細企業、フリーランスの「出会い」「交流」「ビジネス」を提供できるプラットフォームを作りたいと思う。

#ビジネス #コラボ #プラッフォーム #コラム #日記

シェアよろしくお願いします!