バスケのキャプテンのあるべき姿とは?大事なのはチームの気持ち!

みんなバスケ上手くなりたいですよね?

でも、ただバスケが上手いだけの人間になってはいけませんよ!内面から尊敬されなきゃリーダーにはなれないんです!

リーダー、バスケで言えばキャプテンですね。キャプテンといえばみんなを引っ張っていかなきゃいけないチームで一番大事な核となる存在です。みんなの模範となる存在にならなきゃいけないのに、エラそうにしたり不機嫌になったりしてるキャプテン見かけたことありませんか?もしくはあなたがそうしてませんか?あくまでもキャプテンはチームをまとめるリーダーでなきゃいけません。ここでは、あるべきキャプテンの姿、リーダーとしてやってはいけないこと、エラそうなリーダーに対しての対処法を紹介していきます。

この記事を読むべき人
バスケのキャプテンのあるべき姿を知りたい人
エラそうなキャプテンへの対処法を知りたい人
キャプテンとは?リーダーとは?

キャプテンは、スポーツのチームで使われる異称でいわゆる主将のことです。そのチームを統率してまとめあげる為に、リーダーシップが必要になります。そんなキャプテンには、どんな人物が指名されるのか?どんな人物が指名されるべきなのか?見ていきましょう。

キャプテンに指名される人って?

ミニバスとか中学のバスケ部でキャプテンに指名される人は、大体一番バスケが上手い人が指名されます。言ってしまえば実力主義です!高校、大学になってくると、実力よりもチームをまとめられそうな統率力のある人がキャプテンに指名される可能性が多いです。まぁそこは監督にもよりますが…「こいつをキャプテンにしたら調子にのってチームがダメになるな。」とかそこまで考えて性格面でキャプテンを指名する監督もいます。

正直…その方が断然いいです!

もし監督がこの記事を見てるならぜひそうしてください!あなたが部員なら監督に言ってください!

なぜなら、小学生や中学生は内面もまだまだ子供なので、調子に乗りやすいです!上手くてもみんなのミスを俺が全部カバーするぐらいの器の大きい人間なら指名してもいいですが、大体の人が調子に乗っちゃうでしょう。

仕事をしてる社会人でも「あいつ仕事はできるけど、リーダーには向かないなぁ…」って人が必ずいるんです。それと全く一緒で、キャプテンには、チームをまとめられる人、チームを第一に考える人間をキャプテンにするべきなんです!

調子に乗ったキャプテンって?

上でも紹介したように、バスケの実力だけでキャプテンになった人は、みんなより上手いからって、プレーをミスした人間にエラそうに怒ったり呆れたりしやすいです。

「お前のせいだ!」とか「なんでそんな事できないの?」とか…

それを言っちゃうとダメになるんです!!

よく考えてください!呆れたり怒ったりして、その怒られた人はどうなりますか?萎縮して気を使ってプレーしたり、やる気自体なくす人だっているでしょう…それって一番ダメですよね?

あくまでチームスポーツですよ!そんな人がキャプテンになっちゃ絶対ダメなんです。絶対上には勝ち上がれません。社会人のパワハラと一緒です。だからキャプテンは上手いだけじゃダメなんです。

調子乗りキャプテンが実際いる場合(もしくは自分が調子乗りキャプテン)どうするか?

上でも言いましたがあなたが監督ならキャプテンを決め直してください!そしてそれはチームの為にダメだと教育してやってください!ちゃんと話せばわかってくれるはずです。

あなたが調子乗りキャプテンのチームメイトなら、チームメイト全員で監督にキャプテンをどうにかするよう直談判しに行ってください。みんなの意見がまとまってるなら必ず監督も聞いてくれるはずです!そして、それはその調子乗りキャプテンの為でもあります。大人になって仕事できるけどリーダーに向かないパワハラ人間にならない為の教育だと思ってください。

そしてもしあなたがキャプテン本人で、この記事を見て思うことがあるのなら、そうならないようにキャプテンをつとめてください!絶対人間として成長できます!

NBAから見るキャプテン像

やはり、世界最高峰のバスケリーグNBAを見ても、色んなキャプテンがいるようです。若手に怒りを露わにするキャプテンもいれば、落ち着いてわかりやすく教えてあげるキャプテンもいます。NBAから理想のキャプテン像を探してみましょう。

怒りを露わにするキャプテン

例えばこのレブロン・ジェームズの動画をご覧ください。

タイムアウト中に若手のカイリー・アービングに怒鳴っていますね。タイムアウト前のプレーが気にくわなかったのか、「何故あんな動きをしたんだ!」と怒っています。そしてカイリーは完全に無視していますね。笑

こんな感じで、相手の気持ちを聞かずに一方的に不満をぶつけてしまったり、キツく叱ってしまうとチームのムードが悪くなります。実際にこのプレーオフが終わった後、カイリーはこのチームを出て行きました。自ら別のチームのリーダーになる事を選んだのです。

私が思うに、この時カイリーは自分の気持ちをしっかり聞いてほしかったんだと思います。

もちろんレブロンは素晴らしいリーダーなのですが、味方選手に怒鳴ったり、呆れた表情をすることが頻繁にあります。そういう面で、味方選手を萎縮させてしまったりすることがあるので、完全に味方の実力を引き出せるキャプテンではないと思います。

落ち着いて相手の気持ちを聞いてあげるキャプテン

一方でこうやって落ち着いて指示を聞いてくれるキャプテンもいます。

これは、絶対リーダーであるコービー・ブライアントが若手選手のジェレミー・リンの話をしっかり聞いてあげているのがわかる動画ですね。自分が指示するばかりでなく、しっかりと他の選手の気持ちを聞いてあげることが大事です。そして、指導されてる側もしっかりと聞いているのがよくわかります。こうゆうふうに自分の気持ちもくみとってくれる先輩の方が、聞く側も聞く気持ちになりますよね。

味方の実力を引き出すには萎縮させてはいけません。褒めて自信をつけさせることも大事なんです。

味方をやる気にさせる指導法

リーダー(キャプテン)はどんなスポーツでも仕事場でも、後輩がミスしてしまった時など、指導して成長させなくてはいけない場面がでてきます。

指導は決して怒ってはいけない訳ではありません。ダメな事はダメだとしっかり教えなくてはいけません。

問題はその怒り方です。

むやみやたらに自分の機嫌で怒るのではなく、相手の成長の為に怒るという事を心がけて怒ってください。

その為にまずは、相手の気持ちを尊重するという事です。

相手がどう考えているのか感じとって、まずは話を聞いてあげてください。

そしたら、きっと自分の指導も聞く耳をもってくれるはずです。

キャプテンのあるべき姿

あくまでバスケは5人対5人のチームスポーツです。チームを1つにまとめられる人間こそが本物のキャプテン(リーダー)でしょう。チームを第一に考える人間、ミスした人間を自分でカバーしてあげられる人間、そしてアドバイスしてあげられる人間、それらプラス一番バスケが上手い方が説得力があるので実力があるに越した事はありません。ですが、自分の事だけじゃなく、しっかりチームメイトの気持ちも考えてあげることがキャプテンのあるべき姿なんじゃないでしょうか。

まとめ

キャプテンについて書いてきましたが、やはり私も学生時代調子乗りなキャプテンがいましたし、仕事場でもいつまでたってもリーダーになれない人がいるからこそ伝えたかった事です!キャプテンとは何なのか?リーダーとは何なのか?この記事をバスケをやってる誰かが見て少しでも役に立てれば幸いです。