バスケに必要な筋肉とは?バスケにフィジカルはいらない!

スポーツは様々な種類がありますが、各スポーツごとに鍛えておくべき筋肉というものがあると思います!例えば野球であれば肩の筋肉、サッカーであれば脚の筋肉なんかは絶対に必要とされますよね?

ではバスケってどこでしょう?手首?足腰?

結論から言うと、バスケはフィジカル的な筋肉より、専門的な筋肉が必要です!走って跳んで、腰落としてディフェンスして、スクリーンして、また走って跳んで、パスしてシュート打つ!バスケはかなり色んな細かーい筋肉を使いますし、何より持久力もかなり必要なスポーツです!

その中でも絶対に鍛えておくべき筋肉や、また必要ない筋肉、ここを鍛えればどう有利に働くかなどを徹底解説していきます!

この記事を読むべき人
バスケに必要な筋肉を知りたい人
バスケをやっていて、線が細い人
バスケに実はフィジカルの筋肉はいらない!

バスケは、けっこう選手どうしであたりの激しいスポーツです!

とは言っても、ラグビーやサッカーよりはかなりファールにも厳しいですし、逆にフィジカルが決して強くなくても活躍できるスポーツでもあります。現代ではさらにファールが厳格化されてきており、軽いタッチでもファールになったりするので、バスケにフィジカル的な部分はそこまで重要視されていません。

実際最近では、NBAの選手でも線の細い(筋肉があまりない)選手がたくさんいます。

ケビン・デュラント

彼は今やレブロン・ジェームスと並んでNBAでベストプレーヤーとまで言われている現役最高の選手ですが、ご覧のようにめちゃくちゃ線は細い選手です。

NBAのドラフトでは、ドラフト前にコンバインというフィジカルテストのようなものが行われますが、デュラントはその中で80人中78位という順位でした。あまり筋肉がないので、参加選手の中で唯一ベンチプレスが上げられなかったりと散々な結果で終わったようです。

しかしコンバインの結果とは逆で、ドラフトでの結果は2位で選ばれており、コンバイントップの選手は指名すらされなかったようです。

こんな事もあり、実際デュラントは「コンバインは必要ない!バスケにベンチプレスなんか必要ない!」と断言しています。

デュラントも今やNBAを代表する選手になったからこそ、さらにこの言葉の重みが増してきてますね。

ステフィン・カリー

彼もフィジカルや身体能力はNBAでは並以下の選手として知られていますが、リーグMVPにも2回なっていて、昨今の競争の激しいポイントガード陣の中でも、カリーは頭一つ抜けだした存在です。彼もデュラントと同じく筋肉のある選手ではありませんが、フィジカルを補うぐらいの圧倒的な技術力があり、何よりシュート力が神がかっています。身長やフィジカルのハンデを、歴史上最高のシューターとまで言われるシュート力とハンドリング技術、I.Qの高さで圧倒していて、まさにバスケはフィジカルや身体能力じゃないと体現してくれているような選手です!

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バスケは筋肉より技術力

このようにバスケの世界のトップ選手でも筋肉のあまり付いていない、スリムな選手も多く活躍できる時代になってきています。

もちろんレブロン・ジェームスのようにフィジカルも強くて何でもできる選手が1番有利ですが、なかなか日本人であの筋肉を目指そうと思ったら無理がありますよね?笑

なので上の2人のように他を圧倒できるぐらいの技術を身につけるのが、今の時代のNBAへ行く為の一番の方法です!

バスケで必要な筋肉

ではバスケで実際に必要な専門的な筋肉はどの部分で、どこを鍛えればいいのか紹介していきます。

手首

やはりバスケはシュートが1番大事な要素です。結局バスケってシュートが入ればいい訳ですからね。

カリーやデュラントのようにシュートが高確率で決められるならそれ以上のことはありません。

そのバスケのシュートに1番必要な筋肉が手首です。

シュートの筋肉は肩や腕の筋肉も少し使いますが、手首のスナップで打つのが基本です。なので手首は鍛えておきましょう!

膝、ふくらはぎ

バスケはとにかくジャンプしまくるスポーツです。あっちこっちでジャンプしますよね?なのでジャンプ力が高ければ高いほど、オフェンスでは相手がブロックできませんし、ディフェンスでは逆に相手をブロックできますので、バスケではジャンプ力の筋肉があればあるほど有利です。

ジャンプ力に必要な膝やふくらはぎの筋肉を鍛えまくりましょう!

腹筋

腹筋はバスケに必要なジャンプ力や走力にも必要ですし、人間の全体の筋肉の上半身と下半身の繋がりを安定させると言われていますので、ある程度必要です。

背筋、肩

背筋も同じく腹筋のように身体全体の安定性に繋がります。そして背筋や肩の筋肉は、バスケに必要な身体全体の可動域にも影響されますので必要になってきます。

日本人初のNBA選手田臥選手は、身体の可動域を広げるためスイミングをトレーニングに組み込んで背筋や肩の筋肉を鍛えていました。

※可動域が広いと、バスケのプレーの幅も広がり、あたりにも強くなります!

バスケで必要のない筋肉

ではその逆にバスケに必要のない筋肉とはどこなのかを紹介します。

必要ないと言ってもある程度はつけといた方がいいのですが、胸筋があり過ぎるとバスケに必要な手の動きに影響を及ぼします。胸の筋肉が邪魔してドリブルやシュートがしにくくなり、スピーディーな動きができなくなります。よりスピーディーに動くために胸筋はある程度の範囲で抑えておくべきです。

腕の筋肉も胸と同様で、ある程度はバスケで必要な筋肉ですが、太過ぎるとかえって邪魔でボールの動きが鈍くなります。パワーをつけたいなら、腕を太くするというよりは、広背筋や肩を鍛えて可動域を広げていくべきです。

上半身はボクサーのような身体をイメージしてもらえれば想像しやすいと思います。

まとめ

バスケはジャンプしたり、人と押し合ったりして、筋肉はめちゃくちゃ必要なスポーツです。しかしその反対で、必要のない筋肉はかえって邪魔をします。カリーやデュラントのように、筋肉があまりなくても、結局技術やシュート力が高ければ通用するスポーツでもあります。あなたもただマッチョになるのではなく、バスケに必要な筋肉をちゃんと理解し、筋肉に対する意識を変えて鍛えてみてください。バスケの時代はどんどん変わってきてます。