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蟹座  I Feel


先日、牡牛座に引き続き蟹座のオンラインのお話会の進行役をした。
11室山羊座土星のある私は対人関係が苦手。安心できる信頼関係ができた関係性の中では自分らしく表現できる(蟹座的)が、初めての方が多かったり、大人数の場においては過剰に緊張してしまう。

私のネイタルチャートの蟹座は5室(遊び、子供、レジャーの部屋)で金星と火星がある。蟹座の場所である4室には惑星はなくリリスのみ。
蟹座の支配星である月は、7室乙女座に鎮座している。
蟹座のキーワードでる「I  feel」=「我感じる」は、今までも何度も触れてきたキーワードであったが、今回のお話会でのやりとりを通して、私の中でより浮き彫りになった感じがあった


今回は太陽蟹座、ASC蟹座の方はおられず、私も含めて蟹座の位置となる4室に惑星のない方が数名おられたことで、逆に蟹座要素が浮き彫りになった感じがした。
お話会の話の展開はその時の流れに任せる形であるが、今回も誰かが口にしたキーワードでギアが変わりアクセルが踏まれる感じでディープな内容を共有できた。
今回のお話会でのキーワードで私が気になったことを考察してみた。

①蟹座と山羊座
私のネイタルの5室蟹座金星は11室の山羊座土星と180度の関係性であり、長年、山羊座優位の組織の中で生きてきた。
組織においては、組織での責任と権限の中で物事が動いていくのでそこに蟹座的要素が入り込むことは少ない。
私が学卒で入社した会社は、とても蟹座的な家庭的な職場であったが、30代半ば過ぎに別の大手企業に買収されてからは一気に組織風土が変わった。
蟹座的な要素がなくなり、山羊座要素の強い効率優先の風土となり、それについていけない人が次々と退職し、精神的に病む人も現れた。
まさに組織においての潤いは蟹座的要素であり、それがなくなると精神的に追い込まれていくことを体験した。
5室蟹座金星は3室牡牛座水星と60度を形成し、この牡牛座と山羊座土星は120度で所謂、調停というアスペクトを形成している。
3室牡牛座水星の文章等による自己表現の要素が加わることにより、蟹座金星という日常性の中で発見したことを俳句や写真、ブログで牡牛座的に表現していくことで、土星との厳しい緊張を繰り返したが、何とか正気を保ってやってこれたように思う。
この2年、在宅勤務中心となり、再雇用で仕事の責任も減ったことで一気に私の蟹座要素が活性化した。
料理は、棚や冷蔵庫にある野菜・食材をみてメニューをつくるタイプで、調味料も目分量で、最後は自分の舌で確かめる感じであるが、とても楽しい。掃除は月乙女であるため、目についたものは整理、掃除しておきたいという衝動は絶えずあるが、月理論を知ってから、そのことで振り回されて感情的になることは消えた。

②4室自分の居場所&IC
  4室には惑星はなく、長男であるにもかかわらず実家への意識は希薄である。4室ハウスカスプ及びICのあるのは双子座で、双子座のルーラーは水星で3室牡牛座。
振り返ると実家で過ごしていた10代での自分居場所は3室牡牛座要素に関係して本をむさぼるように読んで、作者や主人公を鏡として自分を重ねていく作業をしていた。10代は自分の本心をありのままに語り合える友人は少なく、それを本で出合う主人公、著者に求めることで自分の内的なバランスを保っていたように思う。
50代で始めた俳句、昨年からはじめたブログ、インスタは、私の日常を物語、アート化していくためのきっかけとなり、定期的に更新していく作業がまさにIC的な自分の居場所になってきている。

③言葉では表現できないもの
今年に入ってから普遍的なこと、真実は言葉では伝わりにくく、物語や神話を通して伝わっていくことに関心をもってきた。
俳句の世界においても、できた俳句は読み手の解釈に委ねると言われており、まかり間違っても自分で自分の俳句を長々と解説してしまうのは興ざめになってしまう。
同じことが写真や絵の世界でも言えるように思う。
感じることは極めて蟹座的(個人的)なものであり、感じたことを他者に伝えていくことは難しい。
俳句の世界でも型、季語を通して座の中で俳句を通した共通の世界観があるからこそ感じたことを感じ合える関係性が出来上がる。

④お話会の余韻の中で浮かんだこと
 水のエレメントは感情を示し、蟹座は活動宮で次は不動宮の蠍座、柔軟宮の魚座とグランドトラインのバランス関係が存在し、それぞれ領域も個人、対人、社会と広がっていく。
私の場合は、既に述べたが5室蟹座金星、火星のとおり身近な家族、家庭を大切にしつつ、9室蠍座に海王星があることで、水の感情を俯瞰して意識していく道を求めていく。そして12室魚座には惑星はなくカスプは山羊座で
ルーラーの土星。12室は魚座の場所による海王星の働きと12室カスプの土星の働きも存在する。
12室は隠されたものを象徴するが、引き籠りがちで自分の居場所、進んでいく道がみつけられないままにある魚座ステリウムの次男の存在が重なる。

言葉ではない世界、動物や虫や花とのコミュニケーション等いっぱい感じている次男ではあるが、その感じたこと、自分の内面を言葉では表現できず、次男の内側がどんな状態なのか身近な存在でも理解しにくい。
きしくも次男のICも蟹座で、4ハウスに木星(ハウスカスプ蟹座)と家庭に自分の居場所を求めているのは私とかさなる。双子座に土星があり、コミュニケーションに関しては試練となる。

お互いに離れて暮らすことがお互いにとっても望ましいと認識できているが、そこに至るまでは、まだ段階を踏んでいかないといけない状況ではある。

2年前にホロスコープと出会い、自分の感情や次男のことも以前よりも俯瞰して観れ、またホロスコープを通して魚座の次男の存在が私における大きな学びであると受け止めることができたことがよかったなと受け止めている。




箱庭に吾の居場所を探しをり


junchan(@junchan3926) • Instagram写真と動画

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