【信号無視話法?】斉木議員vs桜田大臣 2018年11月14日 衆議院 内閣員会
自分でパソコンを打つことはない
サイバーセキュリティを担当する桜田義孝五輪相のこの発言は大きな波紋を呼んだ。さらに、問題の発言があった2018年11月14日の衆議院 内閣委員会では、国民民主党・斉木議員が問うた東京オリンピックを見据えたサイバーセキュリティ対策についても桜田大臣は答弁に窮する場面が多く見受けられた。
本記事では、その答弁を信号機で直感的に視覚化していく。具体的には、信号機のように3色(青はOK、黄は注意、赤はダメ)で視覚化する。
色別集計結果
上記グラフは、桜田大臣の答弁を分析した結果である。
赤信号が90%を占める。一体どんな答弁だったのか、これから詳細を見ていきたい。
USBジャックを知っていますか?
2010年にイラン・ナタンズの核施設がサイバー攻撃にあった際の侵入経路がUSBメモリであったことを紹介した上で、日本の原発におけるUSBジャックの有無を問うた斉木議員。
しかし、桜田大臣は「USB」という言葉の意味が理解できなかった様子で、3回に渡って質問されるも、ちぐはぐな答弁を繰り返した。
大臣の資質への不安
ついには、
私は分かりませんので、私よりも詳しい専門家に答えさせますけど、いかがでしょうか?
とUSBという基本的な質問に対して、白旗を掲げたサイバーセキュリティ担当の桜田大臣。
その後、斉木議員がIT音痴の大臣がセキュリティを担当することへの不安を率直に指摘すると、
所管は原子力規制委員会となっております。
と、責任をたらい回しした。これには議場からも「えー」という失笑と驚きの声があがった。
桜田発言の波紋
ニューヨークタイムス、ワシントンポスト、ガーディアン、など。
世界中の名だたるメディアが「パソコンを使ったこともなく、USBの意味を理解できない議員がサイバーセキュリティを担当していること」を驚きと共に伝えている。
✳︎答弁の映像と分析結果はYoutube動画「赤黄青で国会ウォッチ」に公開中
日本語版: https://youtu.be/MAo633ARPYs
英語版: https://youtu.be/CSCQpWYMbJE
更新履歴
2018/11/18 18:18
新規作成
2021年4月をもって、noteの更新を取りやめました。 現在はtheLetterで情報発信しているので、よろしければ登録をお願いします。 https://juninukai.theletter.jp/