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戦後最大の大疑獄汚職事件 ロッキード事件とは?? 1976年(昭和51年)

ロッキード事件をご存じですか?

ロッキード事件(ロッキードじけん、英語: Lockheed bribery scandals)は、アメリカの航空機製造大手のロッキード社による、主に同社の旅客機の受注をめぐって1976年(昭和51年)2月に明るみに出た世界的な大規模汚職事件である。

概要

国内航空大手の全日空の新ワイドボディ旅客機導入選定に絡み、自民党衆議院議員で元内閣総理大臣の田中角栄が、1976年(昭和51年)7月27日に受託収賄と外国為替及び外国貿易管理法(外為法)違反の疑いで逮捕され、その前後に田中以外にも政治家2名(運輸政務次官佐藤孝行と元運輸大臣橋本登美三郎)が逮捕された。


さらに収賄、贈賄双方の立場となった全日空社長若狭得治以下数名の役員及び社員、ロッキードの販売代理店の丸紅の役員と社員、行動派右翼の大物と呼ばれ、暴力団やCIAとも深い関係にあった児玉誉士夫や、児玉の友人で「政商」と呼ばれた国際興業社主の小佐野賢治と相次いで逮捕者を出した。また、関係者の中から多数の不審死者が出るなど、第二次世界大戦後の日本の疑獄を代表する大事件となった。   (Wikipediaより引用)


以上がロッキード事件の概要です。

当時、小学生だった私は、友人や親、教師らと、この事件について話すことが多かったと記憶しています。

特にボーイスカウト日本連盟では、この事件についてのテーマでディスカッションしたりもしました。

そこで、みな「全日空や丸紅は悪の秘密結社ショッカーのような存在」という結論で一致しました。

全日本空輸 ANA 港区にある汐留シティセンター本社ビル


ここからは、後日憚

社会人となり、わたしは、丸の内勤務のサラリーマンとなります。会社役員の個人データを販売する会社の営業です。

上司に指示された取引先は、全日本空輸、丸紅、そして、国会議事堂、日本女子大学。

なんの因果か、すべてロッキード絡みの機関と会社。

これらの役員と秘書と面談しなくてはなりませんでした。

東新橋、竹橋、永田町、目白へと向かいます。

目白以外は全て歩いて行ける距離でしたから、何度となく通いました。

役員や担当者から当時の事件について直接伺うこともありました。

ポン女(日本女子大学)では、田中真紀子さんの学生時代の話をよく聞かされました。


そして、数年後には、丸紅の役員から出資金を受けて新会社を設立します。

千代田区 改築工事を終えた、新築の丸紅本社ビル 竹橋。

その方は、オーナー社長となり、常務のわたしの直属の上司となります。

このような話を毎日のように聞きました。


・当時、広報部長で、ロッキード事件の担当窓口となり、連日マスコミのインタビューに追われていたことや暴力団に脅迫されていたこと。


・小学生だった長男(わたしと同年)が学校で「悪徳企業の息子」と言われてイジメにあっていたこと。


そして、その長男は「ショッカー怪人」というあだ名を付けられていたと。。。。

これには、流石に驚いて、こんなことがあるのかと思いました。


今では、山川出版社の高校「詳説日本史」にも、ロッキード事件について記載されています。

2006年 文部科学省検定済 山川出版社発行。高等学校 地理歴史科用。

「黒いピーナッツ」「灰色高官」「記憶にございません」などの流行語を今でも思い出します。

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