非正規社員と低学歴男性は結婚受難。もはや日本は「学歴・雇用形態」による身分制度社会。
非正規社員の生涯独身率は、正規社員に比べて非常に高い傾向があります。具体的には、男性の非正規社員の生涯未婚率は約61.4%であるのに対し、正規社員の生涯未婚率は約20.9%です。
一方、女性の場合は逆で、非正規社員の生涯未婚率は約11.6%で、正規社員の生涯未婚率は約26.1%となっています。
このような差が生じる背景には、経済的な安定性や社会的な要因が影響していると考えられます。非正規社員は収入が不安定であることが多く、結婚や家庭を持つことに対するハードルが高くなることが一因とされています。
学歴別非正規社員の割合は?
学歴別に見ると、非正規社員の割合には大きな差があります。以下は、学歴別の非正規社員の割合の一例です。
中卒: 約60%が非正規社員
高卒: 約40%が非正規社員
専門学校卒: 約30%が非正規社員
短大・高専卒: 約20%が非正規社員
大学卒: 約20%が非正規社員
大学院卒: 約10%が非正規社員
このように、高学歴になるほど非正規社員の割合は低くなる傾向があります。
これは、高学歴の人々がより安定した正規雇用に就く機会が多いことを示しています。