マガジンのカバー画像

ナパ バレーから

27
ナパ バレーから遠くないところに住み始めて 30年が過ぎ、気がつけばそのワインばかりを飲んでいます。結局わかったことはワインはストーリー。そのナパ バレーのことを主に、それ以外の… もっと読む
運営しているクリエイター

#AVA

ナパ バレーAVA

ナパ バレーAVA

1981年の今日は Napa Valley AVA(ナパ バレーAVA)が認可された日です。
少し詳しく説明をすると、AVAというのは米国ぶどう栽培地域(American Viticultural Area)で、これは国の管理局によって認可されます。そして今日2月27日はナパ バレーが認可されたという記念日なのです。アメリカのワインの産地としてナパ バレーは最も有名ですが、AVAとして認可されたの

もっとみる
|Yountville《ヨーントヴィル》

|Yountville《ヨーントヴィル》

 アメリカのワインの話題で AVA(アメリカ政府公認ぶどう栽培地域)と言えば、まず有名なのがナパ バレー AVAですが、ナパ バレーの中にはさらに細かく区分されたサブ AVAというものがあります。これは正式には Nested AVAと言われるのですが(つまりサブと言えばナパ バレーAVAの下という印象を受けますが、実際はその逆でナパ バレーの中でもさらに上の区分にあります)、そのサブAVAが16地

もっとみる
Mount Veeder AVA

Mount Veeder AVA

ナパ バレーAVAというワイン産地の中に、中でもさらに特有のワイン産地がある、これをサブ AVAと言ったり、ネスティッド AVAと言ったり。これまでもいくつか紹介してきましたが、今日はマウント ヴィーダー (ネスティッド)AVAです。というのは今日がその誕生日ですからね。もう32年も前の 1990年3月22日です。

ナパ バレーを訪ねたことがある方は記憶を辿ってみてください。ぶどうの木が列になっ

もっとみる
カリストガ AVA

カリストガ AVA

2009年1月7日、この日にカリストガ地区が AVAとして認可登録されました。カリストガ地区はナパ バレーの最北の地域にあるのですが、ここで「あれ?そこはナパ バレー AVAじゃないの?」という疑問を抱いた方、よくご存知ですね。そうなのです、ここはナパ バレー AVAであり、しかしまた、同時にカリストガ AVAでもあります。

AVAとは American Viticultural Areaの略で

もっとみる