南方熊楠と聖なる鳥葬
天才は鷲のようなものだ。高く上れば上るほど、凡人からは見えなくなる。孤独は偉大になるための代償なのだ。
➖スタンダール➖
かつて南方熊楠と言う鷲がいた…
熊楠は 高く飛びすぎた…
多少 モノを観る眼をもった柳田國男は言った
日本人の可能性の極限…
と。
マタイによる福音書 7:6
聖なるものを犬にやるな。また真珠を豚に投げてやるな。恐らく彼らはそれらを足で踏みつけ、向きなおってあなたがたにかみついてくるであろう。
理解力の無い豚どもは言った…
ただの過大評価だ…と。
愚かな豚は気づいていないのだ
自分が崖の上に立っている事を…
そして
なぜ自分が崖の上にいるのかも…
鷲達は愚かな豚を崖から引き摺り落とし…
豚が弱ったところを 生きたまま肉を喰うだろう。
それを 聖なる鳥葬 と言う。