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飯田橋・高級和牛を食べ比べ(#1)

100g/8,000円の高級和牛を食べよう

これは、わたしがアソビューを「100回利用」した体験レポートです。

2015年1月
わたしが初めて体験したアソビュー。それは陶芸でもなく吹きガラスでもなく、
「極上和牛食べ比べ講座」というよくわからないプランでした。

そんなプランになぜ予約したのか。
・自称グルメで、舌に自信があるから
・「芸能人格付チェック」のマネごとをしてみたかったから
です。

開催地は飯田橋にある「味囲楽」というお店。
なんでも、「五島うどん」という長崎県産のうどんが名物のお店なんだとか。

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初めてのモヤッと体験

「すみません、予約した者ですが……」
準備中のお店におずおずと入店。店内は小洒落た飲み屋でした。

まずは店主の人に挨拶。
わたしはイベント主催者から「体験の撮影許可」をもらっていたため、
「今日は撮影も含めてよろしくお願いします」と言うと、店主さんに
「えっ、撮影は事前の許可がないとできませんが……」と言われ動揺。
店主の人にイベント主催者に電話してもらい、撮影許可が出ていることを確認してもらいました。
「すみません、こちらの手違いでした。撮影OKですので、バシバシ撮ってください」
そう言われたものの、正直もやっとしました。

開催時間になり、「極上和牛食べ比べ講座」のお客さんがどんどん集まってきます。
お客さんのほとんどがシニアの人。そりゃあ、若造がこんな渋いプランに参加するわけがないか。

開催時間になると、店主の人が
「本日はポケカルからお申し込みのお客様、ありがとうございます!」
と挨拶。大盛りあがりのお客さん。ちょっと待て、アソビューは!?

最初の撮影許可の件といい、アソビューを無視された件といい、わたしはすっかりアウェーな雰囲気を感じていました。
せっかく勇気を出してアソビューに申し込んだのに、こんな仕打ちってないよ……

100g/8,000円の米沢牛を当てろ!

気を取り直して、食べ比べ講座の始まり。
まず、たくさんのお肉が乗った運ばれてきました。

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「奥にあるお肉」と「手前にあるお肉」、どちらかが「100g/8,000円の米沢牛」なのだそう。
100g/8,000円! 桁が間違っているとしか思えません。

まずは手前にあるお肉を実食。う、うまい。ほどよくサシがのっていて、口当たりはなめらか、それでいて肉のうまみがぎゅーっと詰まってる!

続いて奥のお肉を実食。こっちもうまい。でもこっちのほうが、やや味が繊細かな? 多分こっちが米沢牛だな。

そして答え合わせ。わたしの解答が正解でした。
ちなみにハズレの方のお肉も「100g/4,000円」という値段らしく、「どっちも高い!」というツッコミが店内で飛び交います。

最後に食べたのが、写真の右側にある「ザブトン」という部位。これは牛一頭からほんの少ししか取れない、超貴重な部位なんだとか。

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食べてみると……まるで液体のようなトロトロの口当たり。食べた瞬間に口の中で消えてしまうような、ものすごく繊細な味でした。こんなやわらかい肉、喰ったことないぞ。

最後の締めに「五島うどん」をいただきます。コシが強くて食べごたえあり。そこにゆず胡椒を入れて食べると、これまた香りと風味が増しておいしい!

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帰り道。わたしは「確かに食べ物はおいしかったけど、なんか店員さんの対応がなぁ……」と、もやもやした気持ちを抱えていました。

今でこそ「体験型アクティビティ」という存在はメジャーで、誰もが気軽に陶芸とかキャンドル教室に申し込んでいますが、昔は
・お店の情報がない
・口コミもない
・どんな体験かもよくわからない
・予約のリクエストを送っても、承諾されるかわからない
とハードルだらけで、体験を申し込むのも一苦労でした。あまつさえ対応が悪いお店にぶち当たったお客さんから、「もう使うもんか!」というクレームが届くこともしょっちゅうでした。

「勇気を出して予約しても、なんか対応がいまいちだと、もう一度使おうって気にならないな……」
その時のわたしは、アソビューに入社して半年。初めて顧客の気持ちに立った瞬間でした。


おまけ
「極上和牛食べ比べ講座」はやっていないようですが、味囲楽は現在も飯田橋で営業しています。
米沢牛を使った料理や五島うどんを提供しており、興味を持った方は行ってみてはいかが。

店舗情報
店名:「五島うどんDINING 味囲楽 」
HP:https://r.gnavi.co.jp/gcg9200/
住所: 東京都文京区後楽2丁目3−16

【学んだこと】
・100g/4,000円の牛肉は十分うまい
・100g/8,000円の米沢牛はとんでもなくうまい
・希少部位の「ザブトン」はさらに輪をかけてうまい


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