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オートセーブされてしまう人生においてわざわざ手動セーブする理由【マンガでわかる時間管理術】

3ヶ月もセーブをしていなかったとすると、確かにゲームではなかなか大変なことになりそうです。
全滅したりリセットした際に、3ヶ月前の状態に戻ってしまうわけですから。

ところで昨今のゲームの世界では、セーブの方法として「手動セーブ」と「オートセーブ」の2種類があります。
いわゆる昔ながらのロールプレイングゲームなどでは、プレイヤーがゲーム内の特定の場所(教会やお城など)を訪れることで、任意のタイミングでセーブを行うことができる「手動セーブ」が当たり前でした。
しかし最近はどうやら、プレイヤーが意識せずとも節目節目で自動的にセーブされる「オートセーブ」が主流のようです。

この2つで言うならば、僕らの現実の生活は「オートセーブ」に近いと感じます。
全くセーブされていないとしたら、掟上今日子さんのように眠るたびに記憶がリセットされてしまうでしょう。

一見便利なオートセーブですが、いいことばかりではありません。
毎秒、自動的に最新のデータ(記憶)で上書きされるということは、それ以前のデータをロード(思い出すことが)しにくくなってしまうということです。
だから僕らは先週末の仕事の続きを思い出せないし、昨夜食べたものを忘れてしまうのです。

そこでおすすめしたいのが、あえての「手動セーブ」です。
現実ではゲームのように全滅したりリセットしたりという事態はないかもしれませんが、中断していた仕事の続きや以前やったことのある仕事の内容を思い出しやすくしたり、失敗の経緯や原因を分析するなどの意味でセーブデータは役立ちます。

具体的には、たとえば日記をつけたり、TaskChute Cloudのようなログ機能のあるタスク管理ツールを用いることで、手動セーブを実現することができます。

オートセーブされる人生においてわざわざ手動セーブするのは「ひと手間」感はありますが、「ゲームをプレイしやすくする効果」は大きいです。


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