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Jumping islanders 29

1.夏の夢を見た

日曜日の昼

午前中に一本映画を見て

午後は小説を読もうとおもっていた。

何も予定の入っていない休日は

怠けてしまうもの。

心のどこかで

一緒に遊んでくれる友達もいないのかと

自分でツッコミをいれたが、

それはいい。

小説を読み始めたはいいものの

なんだか目が霞んできて

続きから50ページほど読んだところで

眠りについていた。

2.道に迷う

すごく天気のいい夏の景色だった。

3車線の道路を運転して、

エアコンはつけずに

あえて窓を開けて生ぬるい風を

受けていた。

目的地に行く途中

道が混んでいたので

大通りを逸れて

農道を通ることにした。

広い視界の中に入道雲と青い田んぼ。

いい景色だなぁと思いながら車を走らせていたが

道に迷ってしまった。


そこで目が覚めた

3.今年こそは

温い布団の中で目を瞑りながら

冬場に夏の夢を見た要因を探っていた

寒いから?外に出たかったから?

なんてことを考えていたら

思考が逸れた。

他の人はどんな休日を送ってるのかな。

社会人になってもこんな休日をおくるのかな。

いつから大勢で集まってないかな。

ごちゃごちゃの思考回路を整えようと

今年の夏のことを考えることにした。

そういえば

海辺のバーベキューは最高だぞって

中学校の頃のコーチが言ってたっけなぁ。

それを若いうち体験しないで死んでくのは

嫌だなぁ。

でもやるとしたら誰としようかな。

キャンプとかもありだなぁ。

準備めんどくさそうだなぁ。

でも今年の夏は必ず

4、5人で海辺でバーベキューがしたい!

目標と楽しみができた

4.休息

とはいえ今はとても忙しく

遊びの予定を立てるのも

頭の中だけであった。

ぜんっぜん遊びに行ってないなぁ

年末年始も断り続けたのもあるし、

単に周りの人がみんな忙しいというのもある。

勉強頑張らなきゃなぁって思ったけれども

実際の所頑張っているのかな?と感じた。

頑張っているんじゃなくて、

我慢してる気がしてきた。

頑張るって向上心が伴うものだと認識してたけど

勉強に関しては全くの逆。

ひどい点数取りたくないからだ。

喜びを感じないもん。うん。

やってて面白くない。

でもやらなきゃいけないから我慢してる。

痛い目みたくないから我慢してる。

こうやって生きていくの嫌だなぁ。

5.最後に

昨日見た映画のなかで

夢を追っていた人が

就職したら人が変わった描写があった。

「大変じゃないよ。仕事だもん。やらなくちゃ」

「仕事は責任だよ。」

「昔は本も映画も音楽も好きだったけど       今パズドラしかやりたいと思わない」

自分もこうなってしまうのかなぁなんて

自分と重ねてみた。

正直なところ

今、なりたい自分とか

将来の理想像っていうのが全くイメージできない。

こうなりたいっていう気持ちで過ごしていかなければ

すぐ堕落してしまう気がする。

こんなはずじゃなかったんだけどなぁとは思いたくない。

1年後

2年後

5年後

10年後

自分は何をして

どうやって生きているのか。

なんてことを思うんです。

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