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2023年のe-sports業界を勝手に妄想してみる

どうも、Bです。あけましておめでとうございます。
今日は2023年のe-sports業界について、15年くらい業界を見てきたおじさん視点から勝手に予想してみるの巻。別に自分自身は業界の人でもなんでもないんですが、周りにそういう人がいたりするので、その人たちの話を聞いてなんとなくそうなんだろうな~と妄想しつつ書いてるって感じです。よろしくお頼み申す。

Ⅰ.2023年のe-sportsタイトル

e-sportsと言っても、基本的には下記3つのジャンルが大枠であると思っている。その3つは

①LoL
②FPS
③格ゲー

の3つ。基本的には競技人口の総数が多いことと、イベントの多さを加味。まずはe-sportsのゲームそのものについて予想。

①LoL

特にいう事なし。今年も盛り上がるでしょう。何より大手配信者界隈が集まってカスタムをやってる文化が2022年は多く見られたため、新規プレイヤーも増えるのではないかと予想。「お気に入りの配信者がLoLやりだしたら見るの止めてしまう現象」も徐々に減りつつあるのではないだろうか。RIOTONEのイベントもめちゃくちゃ盛り上がってたし2023年も安泰だろう。

②FPS

VALORANTを超えるゲームが現れるのかという印象。イベントやプレイヤー人口は2022年ずっと右肩上がりだったので、2023も引き続き盛り上がるのではないか。逆にAPEXはちょっとずつ下降していくのではないかなーと予想。下降とは言ったものの、配信者を交えたイベントも定期的に見るし人口は全然いるので、APEXを超えるようなバトロワゲーが出ない限りはこちらも安泰と言える。fortniteとR6Sはシーンを追えてないため発言は控えさせていただく。

③格ゲー

自分が一番深く関わってるジャンルなのでめちゃくちゃ勝手に語らせていただく。
2023年は覇道の年になる。予想ではなく断言。6/2発売予定のストリートファイター6だけではなく、鉄拳8やProjectLと言った向こう5年以上は継続してイベントや大会があるであろうタイトルが2023年にリリースされる予定なので、これらのゲームで目立つことが出来るゲーマーはかなり人生が変わるのではないか。そのため格ゲー界隈の2023年は勝負の年になると思っている。
また、2022年に発売したGuilty Gear STRIVEとKOF15も依然として盛り上がっているが、このゲームがストリートファイター6とProjectLが発売した以降どこまで人口やイベント数を確保できるのかという点については注目である。逆に、他の格闘ゲームについてはe-sportsとしては厳しいんじゃないかなーと予想している。(※)

※少なくともプロとかそのゲームだけで生活できるレベルで稼ぐという観点で厳しいという話。

Ⅱ.2023年のe-sportsイベント

まずそもそも2022年が凄かったという話をしたい。さいたまスーパーアリーナで行われたVCTJP、横浜アリーナで行われたRIOTONE。これらの会場が普通に埋まっているという事実がおじさんからすると信じられなかった。
FPSのイベントで3万人とかが1つの会場に集まるという事実がヤバ過ぎた。で、2023年はなんとVALORANTの世界大会が日本を会場として行われます。もうこれだけで2023年は凄い。
2022年も凄かったが、2023年はイベントがさらに増えてもっとすごい年になるだろう。また、コロナ禍が落ち着いてきたこともあり、実施が出来ていなかった格闘ゲームの既存のオフラインイベントも続々と再開されると予想。というか再開してほしいw

Ⅲ.e-sportsの仕事

こちらも2022年が凄かった。会社単位で言うとWell Played RIZESTの株式上場が記憶に新しいが、ゲームを作る売るといった手段ではなく、ゲームを盛り上げるという手段を仕事にしている企業が利益をちゃんと出して株式上場まで行ったという圧倒的事実。凄すぎる。同業他社で上場する企業が2023年に現れるのかというと疑問ではあるが、5年前と比べてe-sportsが確実に仕事になりつつあるという実感を感じる。2023年もe-sportsを仕事にする。は成立するだろう。

仕事でいうと「e-sports系のゲーム実況動画投稿やリアルタイム配信」も仕事に分類されると思うが、こちらは新規参入はよほどの才能ないし企業の力がない限り今後厳しくなっていくと予想。大手配信者を見ている固定のファンがそこに流れていくという構図は中々想像できない。Vチューバーも企業のVチューバー以外の新規参入は厳しいだろう。

「逆に」2023年アツいと思っているのが、既存の配信者たちの動画を切り抜いたり編集する仕事である。

配信者は配信、動画投稿は動画編集担当者が編集して投稿するという構図がコロナ禍以降どんどん増えたと思っているのだが、こちらの需要がさらに高まっていくのではないかと想像。動画編集できる人の数が頭打ちになるまではどんどん増えていくのではないか。
ある程度構図やデザインもテンプレ・パターン化されてきているので、そのノウハウさえ得て後は配信者からの信頼を得ることが出来れば、学歴や実績が無かったとしても一気に稼げる仕事として確立していくのではないだろうか。(2022年に切り抜きだけで1000万稼いだという記事が話題になった記憶アリ)そういうノウハウを伝授したり企業単位で切り抜きを行う会社とかも今後出てくるかもしれない。もうあるかもしれないけど。

おわりに

↑に書いた内容はあくまで”勝手に妄想”なのでという保険はかけさせていただくが、2023年もアツい年になりそうだ。2023年は毎日8時間くらいゲームしたい。終わり

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