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タイ移住生活2ヶ月2週目〜タイの水かけ祭りに1人で行ってみた〜

4月13日から15日は、ソンクラーンというタイ正月でした。

そしてソンクラーンは、街中で水かけ祭りが行われます。

一緒に行く人がいなかったので、1人で水かけ祭りに行ってみました。


ネットで調べたところ、カオサン・サイアム・シーロムあたりが盛り上がるようなので、私はシーロムの水かけ祭りに参戦することにしました。

支度をして街中に出ると、さすがタイ正月。

私の住んでいるあたりは、本当に人が少なかったです。

ちなみにこのあたり、普段は人や車がかなり行き来してます。

おそらく日本の正月と同じで、皆さん実家に帰ってたりしてるのかもしれません。お店も軒並み閉まってました。

近所がこんな感じだったので、本当に水かけ祭りは行われているんだろうか?と少しの疑問を抱きつつ、駅へ向かいました。


ずぶ濡れになることが予想されたため、荷物は水鉄砲とジップロックに入れたお金と家の鍵。それだけにしました。

なので水鉄砲は裸のままで持っていったのですが。

あれれ。電車に乗ると水鉄砲を持っている人がいない。

私だけ持ってて、ちょっと恥ずかしい。

でも恥ずかしい感じを出すと余計に恥ずかしくなってくるので、

水鉄砲持ってますけど?何か?

というテンションを保ちつつ、電車に揺られて目的地へ向かいました。


目的地が近づくにつれ、車内には徐々に水鉄砲を持っている人が増え(ホッ)、目的地についたら結構な混雑。

これは外に出たら大変なことになってるかも、と思ったら案の定。

こんな状態でした。

とりあえず私は上にある歩道へ上がり、そこから街の様子を伺うことにしました。

上から見下ろした街の様子は予想通り。

水が乱れ飛んでおりました。

そして、しばらく進んだところに下へ降りる階段があったため、いざ街中へ…。

と、街中へ向かっていたところ。

階段を降りている最中に、路上から水かけの洗礼が。

そして戦いの火蓋が切られました。


水かけ祭りのルール。

それは、街ゆく人に笑顔で水をかける。

それだけです。


水をかけられた私はストッパーが外れ、もうどうにでもなれという気持ちになりました。

そして、水かけ祭りにきた、という実感がわいてきました。

街を歩くと、四方八方から水が飛んできます。

そして飛んできた方向へ水をかけ返す。

そして自ら見知らぬ人に水をかける。

そして水をかけ返される。

これをひたすら繰り返しました。

ちなみに、水をかけられたくないタイミングでかけられても、水をかけられたくない場所にかけられても、怒ってはいけません。

怒る代わりに笑顔で水をかける。やり返せることはそれだけです。

1時間くらい水かけ祭りに参加しただけで、全身ずぶ濡れになりました。

そして、そろそろ体を乾かし始めないと日が暮れて乾かせなくなると思い、日向ぼっこをするために近くの公園へ行きました。

私が体を乾かしていることに気づいているからか、通りがかる人は私に水をかけてくることはなく、内心ホッとしていました。

がしかし。大人は体を乾かしているのに気づくのですが。

子供は気づかない。

子供は容赦ない。

日向ぼっこ中の私に、無邪気に水をかけてきました。

そして、切なさの混じった水をピュッと子供に笑顔でかけ返し、私の水かけ祭りは終わりを迎えました。


ちなみに私は、近所のスーパーで適当に購入したこの弱い水鉄砲を持っていったのですが、

強い水鉄砲を持ってると、強い水鉄砲を持ってる人と互角に撃ち合えるので、より楽しめると思います。

私のは弱い水鉄砲だったので、強い水鉄砲で撃たれて、弱い水鉄砲で撃ち返す度に、なんとも言えない切なさに襲われました(笑)


ということで、当初は水かけ祭りに1人で参加して楽しめるか少し不安もありましたが、案外1人でも楽しめました。

ウォーターランゲージという感じで、言葉が話せなくても水でコミュニケーションをとることができて、積極的に街中へ行けば誰かが水をかけてくるので、寂しい思いはしませんでした。

タイの文化を体感する意味でも、参加してよかったと思いました。

皆さんも機会がありましたら、是非参加してみてください!


現在、SHOWROOMで毎日生配信を行っています(基本的に22時スタート)。お時間のあるときに是非ご覧ください!

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