それでも挙げる
2023年10月29日に行われた東京パワーリフティングのマスターズに参加してきました。協会のみなさま、スタッフのみなさま、安定の会場運営、本当にありがとうございます。
今回はいつもと違う形での大会参加となりました。
・頚椎ヘルニア発症後の大会
・階級下げてエントリー(93kg級から→83kg級へ)
ひとつは2023年に6月に頚椎ヘルニアと診断されて初の大会でした。
診断された時の記事はこちら。
ベンチプレスは6月は20kgのシャフトすら上がらない状態でした。そこからの経過の確認。
もうひとつは、ヘルニア抱えてるとはいえ、
大会出て元気でやってますよーってところを見せたかった。
ベンチプレスがままならないので、参加を見送るという選択肢もありましたが、今回のことでいつもの倍は支えてくださる人が増えたのでw
あとは、同じでるなら何かチャレンジできたらなという思いもあり階級落としました。
なので大会に向けた減量も初めて。
減量するとパワーが落ちると聞いてましたが、
実際どんなもんかの体感してみたかった。
こういう状態で大会にでるのはまれだと思っています。
本当なら自己ベストを狙って目指したかったのですが、
今回は、今なにがどれくらいできるんだろうかという現状把握優先でした。
ここを起点にまた来年に向けて頑張ります。
◼️朝の体重
83kg以内であれば問題ないので、82kgなら大丈夫!
前日に銭湯いって長湯しすぎたかな…。
◆会場到着
今回の会場はゴールドジム東陽町店の体育館。
今回の階級は午前中スタートなので、やや早めに会場入り。
家から1時間圏内というのも気が楽。
◆検量
81.7kg
8月下旬にエントリーした時点から
ゆる〜く減量はスタートしてました。
直前の水抜きは一切なし。(そもそも水抜きの仕方、よくわかってない)
はじめは食事の量と内容に気を使う程度でした。
毎日お昼に揚げ物食ってたのをやめました。
ご飯大盛りもしばらくやめてました。笑
減量に対する苦痛はなかったものの、
好きなものを好きなだけ好きなタイミングで食べていた食生活を
変えないといけないというのは少しだけストレスでした。
◆SQ
160kg ◯❌❌
160kg ❌❌❌
160kg ◯❌❌
※三振と思いきや、陪審員の判定で覆り成功に。
スクワットは違和感との戦いでした。
第一試技も第二試技も、あとほんのちょっと深さが足りないと言われて。93kg級の時にできてたことが、少しずつ狂ってたことを大会で知り、
動揺は隠せませんでした。調整中、動画撮って確認してたんだけどな。
第三試技も赤2個取られて、あ、終わったな…って思いましたが、
陪審員の判定で成功試技に覆り、首の皮一枚つながりました。😅
◆BP
40kg ◯◯◯
50kg ◯◯◯
52.5kg ◯◯❌
※52.5kgはセンター補助あり
頚椎ヘルニアが確定してから、20kgのシャフトすらあげれなくなってから、はや5ヶ月。
今も地道なリハビリを続けているものの、
ダンベル使った三頭トレはいまだにままなりません。
右側の肩甲骨周りも固定できないというか、グラグラ感が強い状態です。
そんな中ですが、持ち手の幅や握る位置の調整で、何度か押せるポイントがあることを見つけられて。3本、肩甲骨周りに違和感なくきっちり押せたのが今回の最大の収穫です。
今まで当たり前にできていたことが、できなくなって、それが少しずつではあるものの、きっちりできたという点で試合中泣きそうになりました。まだ道半ばだけど、ここまで来るのに長かったな…。
◆DL
160kg ◯◯◯
170kg ◯◯◯
182.5kg ❌❌❌
BPが終わった時点でスタミナ面でかなりしんどくて、
170kgスタートを直前で落として160kgスタートに変更。
確実に160kg、170kgと確実に取りながら、改善を目論見ましたが無理でした。182.5kgでしっかり踏み込めなかった。腕は全然平気だったのに。
◆Total
382.5kg
記録はボロボロ過ぎて申し上げることないです。苦笑
93kgのベストと比べても、こんなにも落ちるかーという感じ。
ベンチプレスはさておき、スクワット、デッドリフトはだいたい15%減くらい。表彰状はいただけましたが、次はもうちょっと納得感の出る記録を出したいところ。
◆まとめ
減量はスムーズだったと言っておきながら、失敗した気がします。
体重は順調に落とせたけど、試合が近づくにつれてスタミナが落ちている感覚が少しはありました。トレーニング頻度は落とさなかったけど、強度は落ちてたのは否めません。
あとは体重を落とす前と後では、気付かないうちに感覚がずれていった感もあります。
スクワットのしゃがみのしゃがみしかり、デッドリフトの踏み込みしかり。
こういうのはやってみてわかることなのでなにごとも経験として次に活かしたいところです。
よかった点は、こういう取り組みができたこと。
たぶん93kg級でエントリーしてたらはじめての減量もしなかったことだと思います。
あとはベンチプレス 。
持ち手が左右均等じゃなくて本質的ではないかもしれないけど、今できる最大限の工夫はできたかなと。この最大限の工夫をスクワット、デッドリフトにも活かしたいところ。つまりはまた来年も出たいということです💪
次出る時はベンチプレスも腕動かしにくくなる前くらいの水準には戻したいなー。
◆おまけ
大会ではプロのカメラマンに撮っていただけるので、試合の臨場感だったりその時の心模様がちらほら。
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