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フィクション私小説【泣いたジャンボ】

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フィクション私小説です。ジャンボはひょんなことからある有名女性芸能人に恋に落ちます。ジャンボみたいな奴とそのお方、恋は実るのか?芸人仲間に支えながら、ジャンボは奮闘するのでした。
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#お笑い

なぜ俺は天使と夜の公園で氷結を飲んでいるのだろう。

俺は自分のほっぺたを強くつねった。全く痛くない。んじゃ夢か?なーんだ〜!夢じゃんか〜! …

「ネタパレ、、、戦場。」

ネタパレの本番前、舞台袖は緊張感で溢れている。お客様とMC陣の前での一発勝負。俺はりんたろ…

「りんたろー、ジャンボを鼓舞する」

フジテレビ湾岸スタジオ、3階廊下の奥に、小さなスペースがある。そこの椅子に俺は、ぽつんと…

「、、、あんさん。恋してるやろ?」

「集中してへんな〜」 池田のその言葉で、俺は我に帰った。池田は俺の相方で、喫茶店で2人、…

「喫煙所の天使」

俺の名前はジャンボ。吉本で芸人をやっている。これは、俺が人生で、忘れることのできない恋を…