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11「超兵器R1号」「ノンマルトの使者」

こんにちは、光の研修生Jumanです。
今回からは、私の印象に残るウルトラマン3次元地球分離意識エピソードを語っていきますよ。
今回はセブンのエピソードのなかで、スピリチャル的に重要な2エピソードを語っていきます。

ダンとフルハシの会話のポイント

最初にセブン第26話「超兵器R1号」から冒頭の画像ですね。
まずは簡単にストーリーの概略から。
地球防衛軍は、地球侵略の魔の手から地球防衛のため水爆8000発分の威力の惑星攻撃ミサイルR1号を完成させます。
しかしそれは道義的、倫理的な問題が・・・ここで重要会話を紹介します。
会話中の①②③④にぜひ注目しておいてくださいね。

フルハシ:地球を侵略する惑星なんか①ボタン一つで木っ端微塵だ!
アンヌ:地球に超兵器があることを知らせるのよ。②超兵器があるだけで平
    和が守れるんだわ、
ねえ、ダン!

このような会話を傍らで耳にしていたダンの表情は次第に曇っていきます。そしてさらに以下のようなやりとりが行われます。

ダン:フルハシ隊員、地球を守るためなら何をしてもいいのですか?
フルハシ:・・・・
ダン:参謀にお願いしてきます、作戦の中止を!
     (ダンはかなり取り乱しています。
フルハシ:地球は狙われているんだ、今の我々の力では守りきれない強大な
     侵略者がきっと現れる。そのときのために。
ダン:侵略者は超兵器に対抗してもっと強烈な破壊兵器をつくりますよ。
フルハシ:③我々はそれよりも強力な兵器をまたつくればいいじゃないか。
ダン:それは血を吐きながら続ける悲しいマラソンですよ。

そしてR1号の爆破威力の実験場所として生物がいないとされたギエロン星が選択されます。
そして爆破を実行、しかし爆破後、ギエロン星から地球に向かう物が・・・それこそ爆破による放射能で突然変異したギエロン星獣だったのです。
そして、ギエロン星獣を迎え撃つために、フルハシとともに発進したダンはウルトラホーク1号の中で、
④「絶対にR1号の実験を妨害すべきだった。本当に地球を愛していたなら地球防衛という目的のために。それができたのは僕だけだった」と後悔し、
さらにウルトラ警備隊上層部でR3号R4号の完成を急がねば、との話に愕然とします。

ダンの想定を上回った3次元地球のスーパー分離意識

まず会話の①②③ですが、ダンは地球に来て初めて地球人のエゴともいえる周波数帯に巻きこまれました。

光の国出身のダンにとって、3次元の地球を侵略者から守るということは、地球のポジティブ、ネガティブの両周波数の渦中に身を投じることが前提になってきます。そしてそれは地球に来る前から想定していたはずです。
ダンが、フルハシとの会話のなかでかなり取り乱してしまったのは、一時的ですが自分が許容できると想定していたネガティブ周波数を、R1号問題が超えてしまったからではないでしょうか。
超兵器には超兵器をもって対抗する、それが平和をもたらす、わかってはいたけれど、この3次元地球独特の分離意識思考についていけなかったのでしょう。

ところで余談になりますが、「超兵器には超兵器をもって対抗するの対極にあたるセリフがあります。
それが、旧作ヤマト3第25話「ヤマトあの太陽を撃て!」で、ルダシャルバート女王が、古代艦長に語ったセリフです。
ヤマトがシャルバート星から供与されたハイドロコスモジェーン砲によって太陽制御に成功した後、それを見届けたルダシャルバート女王は、戦死した揚羽武隊員を抱きかかえながらこう語りかけます。
平和は絶対に戦わぬことを決意し、その決意をたとえ殺されても守り通すところからしかきません。それは自分との戦いであり、敵と戦うより難しいのです。

この二つのセリフについて、一方が間違いで一方が理想という評価はしません。なぜなら3次元分離意識下の地球ではエゴ的周波数があって当然ですし
それを学ぶために私たち人類およびセブンはいるのですから・・・

話を戻します。さらにダンにショックを与えたことがあります。それは精霊である惑星、ギエロン星を実験用に破壊してしまったことです。これがどういう意味をもつのかはすぐ後で語ります。

最後は安堵してエピソード終了か!と思いきや、そうはいかなかった

結局、ダンはセブンに変身してギエロン星獣を倒します。それは、ギエロン星獣が吐き出す放射能が拡散され始めたのが理由でした。局所的でしたが、放射能汚染は、ウルトラ警備隊へ対するカルマの代償とも言えそうです。
そしてこのエピソードは最後に地球防衛軍上層部の改心によって、超兵器は封印するの決着となり、ダンは安堵して終了します。

しかしここからが問題です。
以前の記事「地球から光の国へ惑星間メッセージ」で、「惑星は宇宙の精霊」の項を揚げました。高次元生命体である惑星を破壊した行為は、怪獣を退治したことのカルマの代償とはもうレベルが違いすぎるのです。
(注)カルマの法則は、前回記事「カルマの法則発動を阻止せよ!」をご覧
   ください。
さあ、どうなるのでしょうか??
で、その前にこのエピソードも語っておく必要があるのです。

地球先住民族VS地表の地球人

ノンマルト

セブン第42話「ノンマルトの使者」ですね。
ストーリーの大筋はこうでした。
海底資源開発のため、民間団体船シーホース号が海底調査に乗り出したが、これを快く思わない者がいました。それは地球人の先住民と主張するノンマルトでした。ノンマルトは、真市(実は死亡していて魂の使者)という少年を使って、休暇で海に来ていたアンヌに近づき、海底調査を中止するよう警告します。しかし、ウルトラ警備隊としては動かなかったため、シーホース
号は爆破されてしまいます。
実は、ダンは光の国では、ノンマルトが地球人の呼び名だったことを思い出しますが、それがノンマルトを称する海底人なのか、地表の地球人なのかわからないでいました。
時は移り、真市少年とアンヌのお互いの言い分は平行線に終わり、ついにノンマルトは、海底侵略を理由にかつて乗っ取った原潜を使って、地上の攻撃にでます。
やむを得ない・・ダンはセブンに変身しようとしますが、真市少年に妨害されます。(上の画像)
攻撃をやめて!ノンマルトは地表の人間ほど強くないんだ!」と。
しかしダンは振り切ってセブンに変身、蛸怪獣ガイロスをアイスラッガーで八つ裂きにして倒します。
ウルトラ警備隊は海底のノンマルト基地を殲滅、そのときキリヤマ隊長は、
⑤我々の勝利だ!海底は人間のものだ!」と歓喜の声をあげます。

以上ですが、このエピソードにはスピリチャル的要素が二つあります。

銀河の掟、地球人類の自主性への不可侵が原則

まず一つ目ですが、霊能者愛美さんのブログのこの部分をご覧ください。
一部引用させていただきます。

地球をどうするかは、地球を初めての転生先に選んだ魂たち(純粋な地球人の魂)に委ねられており、銀河同盟のメンバーたちは外部のサポーターであるため、この自由選択権を侵すことはできないからです。
霊能者愛美のブログ「銀河同盟 地球を見守る魂たち」より

銀河同盟の構成メンバーに光の国宇宙警備隊が加入してるかどうかはわかりませんが、銀河にあるならM78星雲にもこのような考え方はあるでしょう。

そうだとすれば、セブンのとった行動は正しかったのか?という疑問が浮かび上がります。
地球人類同士の争いに介入したとなれば、この原則に違反したことになるからです。

それと二つ目は、キリヤマ隊長の「⑤我々の勝利だ!海底は人間のものだ!」の発言です。
本来、ガイア地球の自然は誰のものでもありません。地球上に生きとし生けるもの、および存在するものすべての共有のはずです。
ダンは、「超兵器R1号」「ノンマルトの使者」を通じて、自分の所属するウルトラ警備隊の地球独特の二つの分離意識に直面したわけでした。

これらの体験によってセブンは貴重な学びを得て、魂は相当に進化するはずなのですが、その前に段階を踏まなければならない試練があるようです。
次回はこのあたりのことを語っていきますね。

トウマカイトとコイシカワミズキ、地底世界へ突入

ところで、地球人類同士の争いをテーマにしたエピソードが、他にもあるのです。
それはウルトラマンマックス第38話「地上壊滅の序曲」ですね。

マックス変身しない

このエピソードは地底人類デロスと地表の地球人との争いになりました。
環境汚染が地底世界まで浸透し、デロスは存亡の危機に立たされたため化石燃料の使用、経済活動の停止を要求してきたのですが、地上人類は何ら反応しなかったため、30時間のタイムリミットを設けてデロスはバーサークシステムを稼働させ、地上人類の抹殺に動き出したのです。

防衛チームDASHのカイトとミズキ隊員は、地底世界との話し合いのため、バード3で地底へ突入しますが、事故のため、ミズキは瀕死の重傷を負い、タイムリミットが迫るなか焦ったカイトはマックスに変身しようとします。
しかしマックスは、「地球人の異なる民族の争いに介入できない。と一度は変身を拒否しています。(上の画像)

このマックスのセリフにはあとに何か続きそうだったですね・・・「だってカイト、銀河の法律でそうなってんねん、法律に違反しとうないからごめんやで!」マックスの内心はこんな雰囲気がプンプンでした。(笑)

カイトがミズキを蘇生させようと必死に努力する姿をみて、デロスは地上世界殲滅のためにバーサークシステムを稼働させたことを後悔します。
その後、カイトは蘇生したミズキを抱き抱えたままマックスに変身し、地上世界へと脱出します。

マックスとミズキ

この変身ができたのは、おそらくデロスが後悔の念を意思表示したからでしょう。争いの種がほぼ消滅したと判断したので、マックスに変身できたのではないでしょうか。

余談になりますが、カイトとミズキはこの後、マックス第39話「つかみとれ未来!」で、職場恋愛が成就してめでたく結婚して子孫が将来の防衛チームに入隊して宇宙へ飛び立つ、という描写があります。ウルトラシリーズでウルトラマンの人間体が恋愛を成就させてゴールインした例は、ティガのダイゴとレナがありましたね。

一方、悲しい結末は、ジャックの郷秀樹と坂田アキのカップルでしたね。
ジャックについては、次々回になると思いますが、このあたりを語っていくつもりです。

本当に地底世界に先住民族がいた!

いつものことながら長くなったので、今回は、地底のエピソードに言及したついでに、このテーマに少し触れて終わりたいと思います。
下記の画像は、「クラリオンからの伝言 超次元スターピープルの叡智」
マオリッツオ・カバーロ 浅川嘉富著 徳間書店 から引用させていただきました。

地底世界JPG

おそらく第2次大戦後だと思いますが、アメリカの空軍パイロットのリチャード・バード少将が、北極付近を飛行していたところ、北極付近には生存できないはずの熱帯植物や動物たちを目撃したという事件です。
当ブログを訪れて下さってる方なら、ご存知の方も多いと思います。

北極付近に異空間へつながるポータルが出現したり閉じたりして、バード少将はたまたま偶然入り込んでしまったようです。その異空間こそ地球の内部のもう一つの世界でした。
そこは地表の人類より先に文明を興した進化した生命体が住んでるみたいで
まさにマックスのストーリーそのままですね。

バード少将が見たのはシャンバラとかアガルタのことかどうか私はわかりませんが、バード少将の報告は、後に隠ぺいされてしまったようです。
上の画像はバード少将が撮ったとされる地底世界の一部です。
隠ぺいされればされるほどロマンを感じますね。

次回はセブンの地球3次元分離意識体験研修の集大成ともいえる記事にするつもりです。
それでは今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
なお今回も画像は、「TSUBURAYA IMAGINATION」から引用させていただきました。参考にさせていただきありがとうございました。

今回のまとめ
仮説ウー14
ダンが、フルハシとの会話のなかでかなり取り乱してしまったのは、一時的だが自分が許容できると想定していたネガティブ周波数を、R1号問題が超えてしまったからである。

次回予告:(仮題)12 魂の進化レベル、MVPはウルトラセブン









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