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#14 離婚から25年を経て離婚理由がキャパシティの違いだと分かりました!


リンク先のちきりんさんのvoicyを聴き、これまで自分の中で明確ではなかった離婚理由が「キャパシティの違い」であるとクリアになりました。

2年間という短い結婚生活にピリオドを打って25年。浮気・DV・酒乱・借金・賭事…世間で離婚理由として認知されている左記のような問題は、皆無でした。

一部上場企業社員の前夫は、交際途中から結婚1年目までは出向先に勤務。その間は、我々がこれまで生活してきた地域で新生活を送りました。

そして、当初の予定通り、2年の出向期間を経て、元企業へ戻り隣県に転居しました。

転居に伴い私はパート先を辞め、しばらく無職を経験するうちに、勤労意欲爆上がり。丁度良さそうな求人先を見つけて、「折角なら社員を目指して就職活動を始めるこにする!」と帰宅した前夫に伝えると、「相談無しに勝手に決めた」という反応でした。

「就職先を決めてきた」に対して「相談せずに就職先を決めた」というご立腹であればまだしも、「活動することを決めた」ことを「相談なし」との指摘される事は私には意外でした。

振り返ると、それまで前夫に対しては、あらゆる面で意向を尊重していた私が急変したことには先方も逆に衝撃を受けていたかもしれません。

(余談ですが、相手に合わせていたのは、適応障害関連の回で綴ったように、丸く納めることが最優先癖になっていただけで、特に気を使っていた、という事ではなかったのです。)

当時、社宅に居住していましたが、社員になる=扶養を外れると社宅を退去が必要でした。居住していた社宅に住むことが、夫が自家用車通勤が可能となる条件だった為、私が扶養から外れることが容認できなかったことも、ご立腹の一因です。こちらには後日談があり、規則が変わって扶養から外れても社宅に居住できることが分かり、「正社員就職OK」と夫の意向も正社員就職OKとなりました。

ちきりんさんのVoicyを聴くまで、この辺りの「自分都合優先」的なところや、「相談」に対する見解の違いで離婚を決めたと思っていました。

交際中、出向前の勤務先では前夫にとり難題を抱えて過呼吸になったと聞いたことはありましたが、出向先では余力がありそうに見えました。出向明けて元の配属先で仕事を始めると、非常に辛そうでした。そして、段々に週末は殆ど寝て過ごすようになっていきました。

ちきりんさんのVoicyでは、この生活に耐えられない、というご主人が奥さんとお子さんを置いて家を出た事例を元に説明くださいましたが、その逆で、弱々しい夫といることに耐えられなかった。

今思えば、これこそが、離婚理由でした。

***

voicyパーソナリティで精神科医のkagshun先生を約2年前のちきりんさんとの対談で知ったころ、性格のビックファイブに関する放送をされていらっしゃり、興味深く拝聴しました。

無理矢理ざっくりまとめると、性格を形づくる5の軸それぞれの強弱の組合せによって性格の傾向が分析出来るというものです。

思考や行動の傾向を把握し、自分を理解すると、他者への理解も深まり、自分を気持ち整える事や、相手とのコミュニケーションが計りやすくなる、という効果も得られますよ、という感じです。

この辺りにご興味ある方の為に、下記のkagshun先生著作をご紹介します。


ビックファイブを活用して、更に離婚理由に踏み込みます。

ビックファイブは、①外交性 ②神経質傾向 ③調和性 ④誠実性 ⑤開放性です。

私の両親は、父が神経質傾向が非常に弱く、母は非常に強いです。

所謂、かかあ天下で、かつ、母親と過ごす時間の方が長い事が影響したのか、自分自身を母と同様に神経質傾向が強いと思い込んでいました。

今ではあらゆる面で父と似た傾向が多く、神経質傾向がとても弱い事を自覚しましたが、結婚生活を送っている時には、そんな事は微塵も思っていませんでした。

前夫はことのほか、神経質傾向が強めでしたが、その辺りの差についても、全く気づけていませんでした。

キャパシティ面からすると、わたしは神経質傾向強めの方とのコミュニケーションが面倒臭く感じてしまう事を、今回の放送を通じて理解を深めました。


結論になりますが、性格傾向やキャパシティは、なるべく早く、勘違いが無いかをよくよく見極めておく事は、とても大切ですよ。







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