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#3 何故、ファイナンシャル・プランニング技能検定試験3級を受験したか

急に思い立ち申込締切日にエントリーをして2023年9月実施のFP3級を受験。目標通り「学科試験」に合格し、想定通り「実技試験」は不合格。FPと接点の無い仕事に従事しながらも、実生活でFP知識の必要性を感じ、学んでみたくなり且つ資格も欲しくなり、受験&受験勉強に取り組みました。

これまでの細やかな投資経験

試験勉強や受験を決めるまでの経緯の手始めとして、細やかですが投資遍歴のご紹介から始めます。

勝間勝代さんの『お金は銀行に預けるな』に触発されネット証券口座を開設し、カン・チュンドさんの講座に参加してインデックス投資について学び、分散投資を始めたのは、リーマンショックが起こった直後辺りだったので、損失を出す事もなく始めるには適した時期でした。

しかしながら、銀行預金を増やしたい衝動に駆られ、半年程度で積立投資は辞めてしまい、そのまま投資信託放置の状態に入りました。

数年後、勤務先で企業型確定拠出年金制度が導入され、過去に学んだ知識を活かしてマッチング拠出で積立投資を再開。そこから数年後、1年4カ月間病気により休職を経験し衝撃の事実を知る事になります。勤務先の制度は、有給休暇でお休みし、休暇が尽きたタイミングで休職となります。休職=給与の支給が止まり、必然的に勤務先の拠出もマッチング拠出も休止を余儀なくされました。

積立NISAを始めていなかったことを悔やみ、また、マイナンバーカードを作っていなかったため、そのタイミングから積立NISAをはじめる事も叶わず、憤りを覚えました。余談ですが、脱毛する抗がん剤治療を始めるタイミングだったため、証明写真を撮ったりカードを作ったりするには時期が適さなかったのです。

(今回、こちらを書きながら、NISAに拘らず、積立投資をすれば良かった事に気づきました。。。)

その後、お蔭様で復職しマッチング拠出も再開、更にマイナンバーカードも作り、積立NISAも始めました。

まずは、投資を継続する為の制度の把握と、傷病手当金等の社会保障制度について知識を得たくなったことが、FP3級受験の理由のひとつです。

相続と介護

今春、生涯独身だった叔母が他界したことで、姉にあたる母に代わる実働部隊として相続手続き界隈を経験。昨秋からは、両親の介護認定やサービスを受ける際の手続きも担う様になりました。

『FP fumicoと学ぼう!お金の話〜社会保険・税金・資産運用』を聴いて

音声プラットフォームvoicyのリスナーで、今春、偶然にFP fumicoさんの
放送「FP fumicoと学ぼう!お金の話〜社会保険・税金・資産運用」から、FP3級試験に興味を抱くきっかけを頂きました。

fumicoさんは、大手生命保険会社と地方自治体に勤務されたご経験とCFP資格をお持ちで、Instagramで5万人を越えるフォロアーを抱える発信者さんですが、私はvoicyを通じてその存在を知りました。

老親の介護の窓口になってから、介護保険制度の事が少しずつ分かってきましたが、fumicoさんの放送では、そのご経験を活かした知見をとても分かりやすく解説くださり、色々と参考にさせて頂いております。

因みに、下記の放送がFP3級試験を取り上げてくださっている放送です。

https://r.voicy.jp/5pVggvjvVDZ

両親の介護保険料に関する通知が届き、その時始めて通知書を見ました。そこで、世帯=私の収入が、両親の介護保険料率に影響する事を知って驚きました。

私の扶養家族では無く、両親と私は別に健康保険料を納めています。それでも、介護保険料率は、世帯の収入で決まること、確かに市民税を納めているので、私の年収は把握しているから、世帯の収入は分かるのか!と、ご存知の方には当たり前であっても、知らなかった私には驚きでした。

その通知を受け取った頃、fumicoさんの放送で、介護保険料は世帯の収入に応じて決まる、という解説放送がありました。沢山のファイナンシャルプランナーの方が発信されていますが、自治体勤務のご経験を活かした内容が、とても実生活に役立っています。

そのfumicoさんのある放送で、「FP3級は幅広い範囲で知識が日常に活かせるから受験や試験勉強がお勧め」と仰っていらっしゃいました。聞いた時には、いずれ挑戦しようかな、程度に思いましたが、相続問題と介護問題を体験する中で、挑戦の必要性を感じました、準備期間が短いことは分かっていましたが、締切日に受験を申込し、学科の絶対合格を目標にして毎日勉強しました。

社会保障・公的年金・企業年金・各種保険・金融・税・不動産・相続、これらがFPのカバー範囲がこのような多岐に渡る試験範囲が、実に実生活に役立つ知識であると痛感し、fumicoさんが受験をお勧めくださった事がよく分かりました。

私は、算数・数学が非常に苦手なため、実技の方は準備も辛いですが、2級受験に憧れているので、何とか2024年1月の実技試験には合格できるよう準備を進めます。

私の勉強した参考書と問題集

QRコードを読み込むと、著者の滝沢みなみさんが、各Chapterのポイント解説の動画が視聴できます。

まず、どの動画を見て、推奨の方法通り、教科書と問題集をsection毎に読んで→回答を繰り返しながら進めました。また、Chapterも1から順番でなく、得意な内容や既に知識のあるところから進めることをお勧め下さっています。

私は、全く別の業界で働いており、1から順に進めましたが、途中、引っかかるChapterを飛ばして、身近な内容から取り掛かったりもしました。

他の参考書も手に取りましたが、私は文章の分かりやすさもあって、こちらの2冊を選びましたが、本当にこちらにして良かったです。



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