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Steamでのゲーム販売、めっちゃ時間かかるので早めに準備しよ!〜アカウント登録編〜

よし、Steamでゲーム出そ!

と決まったはいいものの、Steamworks(Steamの開発者向けサービス)の手続きを甘く見ていて絶望した人です、こんにちは。
Steam公式の案内は日本語訳されていても理解しづらい部分があり、noteやSNSに情報を残してくださった先人の皆さまにとても助けられました。

ということで、自分でも特に困った点を書き記しておこうと思います。
※2024年2月時点の情報です。


Q. まだゲーム完成してないけど登録したほうがいいの?

A. 販売が決まってるなら登録しておいたほうがいいです!
登録完了後、すぐにゲーム販売開始できるわけではないからです。

Steamでゲームを販売するには、リリース費用$100の支払いから30日間、かつ販売ページの公開から2週間経過していなければなりません。
登録作業や審査待ちでも数日かかります。
最速で動いても、アカウント登録から販売まで1ヶ月以上必要なのです。

ゲームできた!来週から販売開始だ!とはいかないので、登録だけでも早いうちに済ませておくことをオススメします。

詳しい登録方法については、個人の方はこちら↓を。

法人の方はこちら↓を参考に進められるとよいかと思います。

見るとわかりますが、必要情報が多い上にややこしいです。
ゲームの売上は海外送金になるので、SWIFTコード対応の銀行口座を持ってない場合は口座から作ることになります。

Steamworks、正直アカウント登録が最難関なのかもしれません…。


Q. 最初に入力する「正式名称」って何?

A. 銀行口座の名義と一致する個人名・法人名です。
注意書きめっちゃあるし重要なのはわかるけど、結局何を書けばいいのだ…??と戸惑わせる「正式名称」。大事なのは、ゲームの売上を入金してもらう銀行口座と名義が一致していることです。

個人の方は本名、法人の方は法人名を英語で記入すればOKです。
ハンドルネーム、サークル名はNGです。

ちなみに開発元・パブリッシャーはゲームの管理ページで好きなように登録できます。
正式名称はあくまで内部情報で、Steam上では公開されませんのでご安心ください。

これ、複数名のサークルで制作している場合が厄介そう。
登録にはゴリゴリ個人情報が必要なので、売上を集約する口座の持ち主が登録作業を行うことになると思います。
この辺、あらかじめ決めておかないとですね。

あと、法人化予定だけどまだ登記が終わってない場合も…
法人口座ができあがるまで待つか、急ぎなら個人として登録するしかなさそうです。


Q. 登録するときってお金いるの?

A. いります!
Steamではゲーム1タイトルのリリースに$100の費用がかかります。「Steam Direct」とか「アプリクレジット」とか呼ばれているやつです。
この費用をSteamworks登録時に前払いしないといけません。

とりあえず登録を済ませ、どんな管理画面なのか先に確認しようとしていた私はここでつまずきました。お金、もういる。

支払いのあと、売上を入金してもらう銀行口座、税金情報、本人確認書類(法人の場合は登記簿)をメールで提出という流れになり、審査が行われ、通過して初めて管理画面に入れるようになります。
ここまでで3日経過。ようやくスタートラインに立ちました!

▼ストアページ作成編に続く


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