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うそ?ホント?テレビやゲームは子どもの学力に悪影響を及ぼす?


世の皆様のご家庭はどうなっているのか…

気になりますよね?

厚生労働省の調査結果 ※対象は小6

・テレビやゲームの平均視聴時間

テレビ視聴時間の平均    2.2時間
ゲームをしている時間の平均 1.1時間

では、この調査結果からどのような影響がみられるのでしょう?

・学力との相関関係と因果関係

学力の低い子、肥満の子、問題行動を起こす子がテレビやゲームを長時間利
用しているのか(相関関係)

テレビやゲームを利用するから学力が低い、肥満になる、問題行動を起こす
のか(因果関係)

・けっきょくどうなの?影響あるの?ないの?

「相関関係」はあるが、
「因果関係」はほぼない

むしろ「因果関係」についての研究では…

幼少期にセサミストリーとなどの教育番組を見て育った子供たちは就学後の学力が高いことがわかっている。

ゲームも同様に、

ロールプレイングゲームなど複雑なゲームは、

子供のストレス発散につながり、

創造性や忍耐力を養うのに良い影響があると主張されている。

じゃ、どんどんやらせたほうがいいの????

・成績に悪影響が出るテレビやゲームの利用時間はある!

これらのことから、

テレビやゲームそのものが悪いのではなく、

使用時間に問題があるということですが、

では、
その境界線となる時間はというと・・・・

「2時間を超えると悪影響は飛躍的に上昇する」
だそうです。

ただし…
長時間テレビの視聴をしたり、ゲームをする子に

テレビや、ゲームをやめさせても学習時間はほとんど増えなかった。

という調査結果でした!!


家庭での子どもの過ごし方に悩まれている方は多いと思います。

昔に比べ外遊びの機会は減っていますし、気軽に友達と遊べない現代っ子はどうしたって家でテレビやゲームの使用時間が長くなりがちです。

そうならないために習い事を入れまくったり、皆様ご苦労されているのではないでしょうか?

・家庭でのルール作りが大切!

共働きで保護者様不在の時間が長いと、ゲームやテレビの視聴をコントロールすることがむつかしいですが、親が不在の時のルールなどを決めておくとよいでしょう。

また、ゲーム機器やスマートフォンなどは、保護者側で使用時間を設定するなどできるので、子どもとよく話し合って決めておきましょう。

・反抗期を迎える前にしないと恐ろしいことが起こる

こういうことを反抗期を迎える前にやっておくことがとても大切です。

お子様が反抗期を迎える中でやろうとすると、まずうまくいかないでしょう。

 私の教室の受験生の男の子で、

スマホに依存していることに腹を立てたお父様がスマホを取り上げたところ、
家で大暴れして児童相談所に一時保護されたケースがありました。

2週間ほど家に帰れず、カウンセリングなどをうけて落ち着いたところで自宅に帰されたのですが、親子関係は最悪な状態でした。

勉強ができない子ではなかったので、
受け入れ先の高校をお母さまと一緒に考え、
何とか私立高校に推薦での進学が決まり無事に高校生になれましたが、

ご家族にとっては双方痛みを伴う体験となってしまいました。

私はこの問題は子どもの学習との関係の話より、子供の人格や対人関係、親子関係への影響のほうが大きいと考えています。

そして、これらのことはスマホやゲームそのものに問題があるわけではなく、それらをコントロールできない状況で使用していることが子どもにとってとても危険なことであり、それが問題なわけです。

家庭内で決めたルールを守ることをベースにして考えましょう。

スマホやゲームの話だけでなく、ご家族でよく考え、子どもも納得する形でルールを決めましょう。

もちろん・・・・

私たち親のほうも一緒です。
親がスマホ依存になっているようなら、改めるいい機会になるかもしれません!

・nstagramストーリーズでのアンケート
我が家のゲーム事情について

父親がゲーム依存だと思う 18%
子供はゲーム依存気味かも 42%
家族全員でそれなりに楽しんでいる 29%
家族のだれもゲームをしない 11%

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