面接の緊張対策の応用編

面接の緊張対策の応用編では、入試や入社試験の面接での緊張を防ぎ、不合格とならない方法をお伝えしています。

コメント-2020-07-02-072213

【面接の緊張対策】声が出ない、頭が真っ白を防ぐ5つの裏ワザでは、5つの基本的な緊張対策を扱いました。

対策① もっとも緊張するのは入室時 入室の訓練が緊張を防ぐ!
対策② 医師による薬剤処方や、エナジードリンクの活用も
対策③ 頭真っ白を防ぐためには、答えを暗記しないこと
対策④ 面接会場を複数回訪ねておこう
対策⑤ 行動療法の理論を参考にしてみよう

この面接の緊張対策の応用編ではさらに5項目を扱います。

対策⑥ 面接の答え方の一工夫
対策⑦ 簡単に大きな声が出る方法
対策⑧ かんたんな認知療法の考え方
対策⑨ 入室後のあいさつの奥義
対策⑩ 答えられない質問の回避策

⑥ 面接の答え方の一工夫

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面接では、質問をされたら
・はい+結論
・補足説明(1~3文程度)

の順で答えるのが基本です(標準15秒程度)。なお、志望理由、高校生活、自己PRは、長い答えが望まれますが、詳しくは下のページをご覧ください。
https://xn--uor874n.net/mensetu-4-387#toc6

上がりやすい方は、予定外の質問が出た場合に、緊張し失敗してしまうことがあります。その場合、次の答え方が有効です。

質問
・(少し考える)
・はい
・(少し考える)
・質問をくり返したあと結論
・補足説明(1~3文程度)

例:なぜ大学に進学するのですか?
・(少し考える…選択肢を広げる?)
・はい
・(少し考える…資格も取れるし)
なぜ大学に進学するのかいうと、大学では選択肢を増やせるからです。
・大学では、英語や簿記の資格に挑戦することができます。すると、おのずと、就職先は広がってくるはずです。私は、将来像がはっきり定まっておらず、大学であらゆることに挑戦することが重要だと考えました。
(面接官が終わったことに気づかなそうな場合、「以上です」を添える)

このように、「なぜ大学に進学するのかいうと」のように質問をくり返すと、頭のなかで、答えが少し整理できます。
想定外の質問でも、黙ってしまったり、大きな言い間違いをしてしまったりを防ぐことが可能になります。

また、「はい」と返す前後で、少しずつ考える時間を稼ぐのも、1つの作戦です。

⑦ 簡単に大きな声が出る方法

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面接で緊張しやすい方は、大きな声が出せない、あるいは声自体がうまく出ないと悩んでいることがあります。
逆にスムーズに声が出るようになれば、緊張する要因が1つ減ります。

大きな声を出すために、一般に2つのことが言われます。
・腹式呼吸
・口を大きく開けて

しかし、腹式呼吸は一般の人が大きな声を出すために、不可欠のものではありません。劇場でマイクなしに演ずるようなプロや、より良い声を出したい歌手に必要なものです。
また、口を大きく開けると、声が裏返ることがあり、まったくの間違いです。

簡単に大きな声が出せる方法(多少緊張しても声が出る方法)は次の2つです。

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