見出し画像

Leica SOFORT 2 セカンドインプレッション

SOFORT 2を2週間ほど使ってみた感想です。


注意点

ホント、よく写りますがいくつか注意も必要です。

  1. 背面モニターは視野角が狭く、斜めから見た露出や色はあてにできない

  2. 背面モニター上の露出と、撮影した写真の露出がズレていることがある

  3. プリントした写真しかスマートフォンのLeica FOTOSに転送できない

露出オーバーの写真を時々撮ってしまいます。これは1のせいもあると思っています。斜めから見て暗いのでプラスに露出補正して露出オーバーになっているのかと。
そうでなくても個人的な好みよりやや露出オーバーなので基本露出は-1/3にしています。
2の印象も1のせいかもしれません。いや、違うかなw
3はおかしな仕様ですね。びっくりしました。「保存」することを前提にする場合は、microSDカードの利用が必須ですね。

よくやる失敗w

  1. 通常モードと接写モードの切換をすぐ忘れる💦

不具合

プリントしようとして一度ペーパーがスタックしました。ペーパーが出てこないときはスタックした可能性を考えてみてください。

対処:裏蓋を開けて、カートリッジを外して詰まった紙を取り出し、カートリッジを元に戻しました。次の1枚は露光してしまっているので捨てプリントしました。

設定について

使っているだけではわかりにくい設定について書いておきます。

・撮影モードで十字キーの↑を押すと、撮影時のオプションが選べます
  ホワイトバランス
  マクロのオン、オフ
  フラッシュのオン、オフ、自動
  セルフタイマー(なし、2秒、10秒)
  露出補正(±2)

・PLAYモードでMENUボタンを押すと
  消去
  回転
  クロップ
  コピー(カメラ>MicroSD、MicroSD>カメラ)
  プリント履歴
  プリント済み画像を転送する
  Leica FOTOS
  プリントモード(ナチュラル、リッチ)
  プリントの明るさ(普通、1.5倍、2倍)
  日付、時刻
  日付書き込み
  言語
  音量(ボタン、シャッター、起動音、それぞれオフと3段階で設定可)
  オートパワーオフ(5分、2分、オフ)
  リセット
  フォーマット(初期化)する
  ファームウェアアップデート

基本設定、プリントのためのオプション、操作用オプションが混在していますね。これはもう少しすっきりして欲しいところです。

使いこなし

小さなプリントが前提なので低画質です。フラッシュを使うと意外と良く撮れますが、パソコンで見るとやはりそれなりです(笑)画像をLightroomに取り込んで編集もしてみましたが、低画質→編集耐性が低いので、写実的、画質向上の方向への編集は難しいです。

・ポストプロセスより、レンズモードとフィルムモード(正式名称はしりません)でシチュエーションにあった個性を出す
・ポストプロセスでは思い切り遊んでみる
という使い方がいいかなと思っています。

しかし撮影時には、フレーミングしてシャッターを押すだけに集中したくてシンプルなM型ライカを使っている僕は、撮影時にいろいろなモードを考えたり切り替えたりするのがとても苦手です。僕にとっては、ここがLeica SOFORT 2を使いこなすためのハードルだなと思っていました。

でもよく考えてみれば、撮る度にいちいちモードを変える必要はないですね。シチュエーションに応じてモードを決めておいて撮れば良いのかな、という考えに至ったところです(まだ実践できていません)。

またしばらく使って何か気がついたら投稿します。

マクロモードでヤギ君を激写w
光量が充分にあるとおいしそうな写真が撮れます
Lightroomで金属の質感を強調してみました
マクロモードしっかり撮れますね
これはLightroomで弄ってみました。
フラッシュで思ったよりちゃんと映りました
Mを手に持っていただき撮影
フラッシュを焚いて遊んでみました
鼻の下伸びてますか?
シンガポールにSOFORT 2を持ってきました
ライカ仲間と夕食。こういう記念写真を撮って直ぐに渡せるのがSOFORT 2の楽しさですね
赤いSOFORT 2はチリクラブが付いても全然大丈夫です(ホントか?)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?