見出し画像

怖くて聞けない

スマートフォンとそのスマートフォンに付けるグリップをオンラインで注文しました。
3月14日、海外出張前に、スマートフォンにつけるグリップのセットだけが届きました。

本体ないので生殺し

これだけでは使い物になりません。なんだかすごい悔しい・・・

スマートフォンの方は、出張から帰って来る頃には届いているはずです。
それを楽しみに待つことにしました。

3月21日、帰国しました。スマートフォンも到着。
3月23日、帰宅して書斎に入りました。

海外出張前には毎回「立つ鳥跡を濁さず」とできるだけ書斎を片付けるようにしています。机の上には最低限の物だけ置かれ、広い作業スペースがスマートフォンとグリップの初夜を待ち構えていました。机の横に置いたゴミ箱の中も留守中に妻がきれいに片付けてくれていました。妻よ、ありがとう。

机の横もすっきり

気持ちよく椅子に座り、スマートフォンを机の上に置きました。
しかし・・・

グリップセットが見当たりません。広くない書斎の中を散々探しましたたがどこにもありません。
「立つ鳥跡を濁さず」と作業したとき、どこに置いただろうか?
記憶を辿ると、
「机の上に物は大きな箱は置いておきたくない、しかし出張から戻ったらすぐに合体させたい。」
そう考えて、椅子に座ったまま手が届くゴミ箱の上にグリップセットの箱を置いた気がします。

当時の様子を再現

ええ、ここまで読んだ方は、もうおわかりですよね。

妻がゴミ箱の中を片付けてくれた時、その上にあった箱はどうなったのか

かつてこんな恐ろしい問いはあっただろうか

捨てる前の段ボールなどを一時的に置いている台所裏も確認しましたが、ゴミはすべて片付けられて何もありませんでした。
「ねえ、ゴミ箱の上に置いてあった箱を知らない?」
答を知るのが怖くて、妻に聞けません。
聞き方を間違えて、妻に非難しているように思われてもいけません。仕事の大切な交渉くらい気を配り、徹底的に言葉を練り、折れないように気力をしっかり溜めてから聞きました。

「捨てていいのかわからなかったから、居間の棚に置いてあるわよ」

慈愛に満ちた言葉

妻よ、君はなんて思慮深く素晴らしい女性なんだ!
愛してる。

合体完了!


レンズ回りのリングは、オレンジとシルバーとフィルターを付けられるものの3種類が同梱されていました。

追記
Xiaomi 14 Ultraというカメラ部分でXiaomiとライカが協業して作られている製品です。日本では未発売ですが、グローバル版は技適があります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?