WhatsAppのボイスメッセージ
WhatsAppは録音ボタンを押している間に喋ったことをボイスメッセージとして相手に届けてくれます。
これはふたつの点で画期的なコミュニケーション手段だと思います。
① 書けなくてもコミュニケーションできる
西アフリカの識字率は高くありません。字の書けない人が大勢います。
文字のない言語もあります。妻の母語もそうです。昔は固有の文字がありましたが使われなくなり、近年識字教育用にローマン系アルファベットによる発音記号を基にした文字が発案されましたが、まだまだ普及していません。このような文字が書けない、文字のない言語の話者が簡単にコミュニケーションできます。
② 記録が残せる
電話のように話している時間の通話料はいりません。それだけならインターネット使用料だけですませられるSkypeのようなVoIP通話でもいいわけですが、ボイスメッセージは一過性で消えてしまうことなく記録としても残ります。ですから送られたメッセージを自分の聞きたいときに聞き、時間をおいてよく考えてそれに答えることができます。
①と②の両方を兼ね備えていることで西アフリカではWhatsAppがかなり普及しています。
黄緑色の地域がWhatsAppがメインのメッセンジャーとして使われている地域です。(出典:11 New People Join Social Media Every Second (And Other Impressive Stats by Simon Kemp)
西アフリカ以外でも多くの地域で使われていますね。
写真はWhatsAppとは関係ありませんが、noteの投稿にはかならず自分で撮った写真を載せることにしているので最近撮った写真を載せておきます。
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