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1年そして1歳

1年が経った。あっという間だったと思うのと同時に永遠のように長くも感じた不思議な1年であった

今日、寝かしつけの最中、ベッドで寝る体勢が整わずグルグル回転している娘の横で
「あぁこの子はもう個人なのだな」
と思えた。

今までは「赤ちゃん」という生き物だった。お世話しないと死んでしまう
食事も排泄も移動も遊びも全部一緒じゃないと出来ない儚い存在だったけど、今はもう楽しいも好きも嫌いも悲しいも眠いもわかる。出来ないことはまだまだあるけど、日々身体はもちろん、心や自我が形成されてきてるんだと実感する
そして人間はやっぱりすごい。娘を観察していると人がどう野生から進化してきたのかがわかって面白い。人間は手探りで世界を知って世界を愛していくってことがよくわかる
汚いも綺麗もない。世界の全てが等しく平等で手で掴めた全てのものは口に入れる義務があるのだ。

やめてくれ(叫び)

明日は保育園の入園式。 1歳になったばかりで預けるのは寂しいかなと思っていた。まだまだ母親がそばにいなければいけないのではないかと思っていたけどそんな事はないのだなと自然と今日思えた。
もう彼女は立派な個人。好奇心の塊の彼女の世界探索が新たなステージを向かえるだけの事なんだ。

親も子もそれぞれの毎日を違う場所で生きて、そして同じ家に帰る日々がスタートする。
いよいよ3人の暮らしがはじまる予感で今はワクワクしているよ



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