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土と宇宙の話

-動き始めた土作りプロジェクト

以前書いたこの記事「ゴミがゴミじゃなくなる奇跡」 にあるように、サンシャインジュースではジュースを搾った時に出る搾りかす(残渣)を発酵させて堆肥にする活動をしています。三重県の橋本力男大先生と三鷹にある鴨志田農園さんにお世話になりながら昨年から色々と動き始め、今年の10月にやっと第1弾のサンシャインジュースの残渣でできた堆肥が完成しました。この堆肥はジュースを搾る時の残渣を床材と言われる米ぬか、落ち葉、壁土、もみがらのブレンドに投入し微生物の活動で発酵させて完熟させたもの。本来捨てられていた残渣の再利用方法として奇跡だと思っています。


-堆肥(compost)って何??培養土(soil)って何??

ここで一つ、僕もやりながら学んだことで分かりやくするためにお伝えすると、堆肥(=compost)というのは有機物を微生物によって高温で発酵、分解、熟成させた肥料のこと。

それに対して培養土(=soil)とは堆肥をブレンドして作る限られた容器(プランターなど)で使う土のことで、病原菌、雑草種子、害虫を含まないこと、水はけがよく水持ちがいいことが重要。培養土の方が家庭でも使いやすいので今回はサンシャインジュースの残渣を発酵させて堆肥化し、そのできた堆肥を他の土や軽石や土ぼかしとブレンドして培養土にしました。この培養土をプランターに入れて種を植えれば植物がもりもり育ちます。土としてのクオリティも高い(きちんと栄養分析にも出して炭素量や窒素量なども数字で出てます。興味がある方にはデータもお伝えできます!)のでいい植物がしっかり育ちます。

今サンシャインジュースの店舗に置いているグリーンもすべてこの培養土を使っていますが、しっかり元気な植物が育っているし、他の場所でもこの培養土を使って色々な植物を育てて下っている方が多いです。前の記事にも書きましたが、土に触ることとか土のことを考えることってとてもプラスの作用があると思います。さらに本来ごみだと思われていた有機物が微生物の働きでまた別の価値を生んでくれることって素晴らしいと実感できます。

-土は宇宙だ!

そしてこの度、この土作りプロジェクトがcosmic compost と名付けられました。以前聞いた、「人間が解明できていないこと、それは宇宙と土壌である」というメッセージがとても印象的で記憶に残っていて、さらに、土壌って限界がない、まさに宇宙なんだ、と。さらに太陽も人間もすべて宇宙の中に存在していて、大元は宇宙。人間が解明できない奇跡を引き起こす土壌も宇宙なんだという壮大な話。今後のcosmic compost の活動はとりあえずはインスタグラムで発信していきますし、今、cosmic compostのサンシャインジュースの残渣でできた培養土 (SOIL)はサンシャインジュース店舗や、原宿のGYREにあるeatrip soil、渋谷parcoのthe little bar of flowersにて取り扱いいただいてますし、池袋の要町にある0831でも扱っていただく予定。オンラインではthe Campusのおいしい教材というサイトで、ジュース+土+種のセットも販売中。お取り扱いに興味持っていただけそうな方、ご連絡ください。ぜひぐるっとまわって出来上がったビーガンソイルで植物を育ててみてください。

あ、面白かったのがこの写真。

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ビーツを育てました。右側がサンシャインジュース残渣の堆肥、左側が牛糞堆肥(栄養分が極めて多い、動物性肥料)を使っています。結果、収穫量はあきらかに牛糞堆肥を使った方が多いです。僕がビーツが好きだからビーツを作ってみてもらったのですが、どうやらビーツは肉食(という表現があっているのかな?)で栄養分が豊富な土を好んで育つそう。葉物やグリーン系は草食のビーガン堆肥がうまくあっているんだって。次は葉物をサンシャイン堆肥で育てたいと思ってます。でも、土の違いでこんな違いが出るのも面白いし、植物にもやっぱり栄養分の合う合わないがあって、ビーツにとってはちょっとビーガン堆肥だと物足りなかったのかな?ビーガンのビーツの味はとても美味しかったけれど!そんなわけでcosmic compost の今後にも乞うご期待です。

#stayjuicy

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サンシャインジュース代表。アメリカ、日本、台湾での生活を経て日本初のコールドプレスジュース専門店「サンシャインジュース」をオープン。できるだけ良い素材を探すため日本各地の農家を訪問。自身の日常生活にスポーツは欠かさず、趣味は持久スポーツ。フルマラソンは毎年サブスリーを達成。
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