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2019年のカップオブエクセレンスはヤバかったし、2020年はもっとヤバい

Daily Coffee News: Cup of Excellence is Coming to Ecuador in 2020

(元記事はこちら。以下はざっくり訳です。)


今年、カップオブエクセレンスCup of Excellence(以下CoE)に新顔(新国)の登場です!
南米の国・エクアドルのスペシャルティコーヒー協会ACEDEがCoEのオーガナイザーであるACEとパートナー契約を結び、2020年のパイロット(試験)プログラムを皮切りにCoEプログラムに参加することを発表しました。

CoEプログラムは、国際審査員の厳格な味覚検査により、品質が高いスペシャルティコーヒーの中でも特に風味の優れたコーヒーとその生産者を表彰することを目的として、20年前にブラジルのプログラムから始まりました。
CoE受賞豆という「品質保証」の付加価値により一般的な市場価格よりも高い価格でコーヒーを取引でき、また買い手もそのような高品質なコーヒーを探しやすくなります。

CoEオーガナイザーACEとACEDEによると、エクアドルCoEのパイロットプログラムは、従来のCoEと同様に国際審査員によって審査され、エクアドル最大の都市・グアヤキルで立ち会い方式のオークションが行われる予定です。本格的なCoEプログラムやオークションへのオンライン入札は2021年からの開催になります。

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エクアドルは、コーヒーの生産国でありながら輸出品(インスタントコーヒー)として加工するため低品質のロブスタ種を輸入する、という矛盾を抱え続けてきました。他の生産国よりも高い輸送費・労働賃金などでコーヒーの生産は縮小傾向にあるものの、南アメリカの高品質のコーヒー生産国としてポテンシャルは高く、注目を浴びています。

エクアドルの主なコーヒー生産地域としてはLoja, Pichincha, Imbabura, Azuayがあり、またガラパゴス諸島でもコーヒーの生産が行われています。


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(ガラパゴス諸島!!??)

2020年はコーヒーラバーにとってはめちゃくちゃ大きな年になりそうです。従来の国々に加えて、今年からエクアドルとインドネシア、そしてエチオピアが参加することが決定しています。

もちろん、CoEがあってもなくても高品質なコーヒーが生産されていることに代わりはないのですが、今後CoEとオークションシステムがどんな風にそれぞれの国のコーヒー品質を変えていくのかと思うととても興味深いです。CoEはそれぞれの農家が新しい生産処理方法や品種を披露する格好の場という側面も強く、毎年受賞したコーヒーのラインナップを眺めているだけで生産家の努力や情熱にワクワクします。

2019年のカップオブエクセレンスでは何が起きていたかというと、

◎ブルンジでナチュラルプロセスのコーヒーが優勝した(ブルンジで生産されるほとんどのコーヒーはウォッシュドプロセスで、品質の高いナチュラルのコーヒーは珍しい)

◎コスタリカで上位4ロットをタラス地域のコーヒーが独占(その後7、9、10位もタラス産)

◎ホンジュラスで6ロットがスコア90点以上を獲得(プレジデンシャルアワードというものすごい賞を受賞する)

◎メキシコでナチュラルプロセスのゲイシャが過去最高得点を叩き出した上に5ロットのコーヒーがプレジデンシャルアワードを獲得

と、各国のレベルがものすごく上がっていることを実感する年でした。かなりヤバいです(興奮すると語彙力がなくなってくるオタク)

しかしいい事ばっかりだったかというとそうでもなくて、ニカラグアで政治的情勢によりCoEが中止になっていたりもしました。コーヒーの生産と麻薬カルテルを含む政治的情勢に関してはまたどこかで記事を見つけてきたいと思います。

今日の記事からは以上です。

Junko

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コーヒー業界の謎、コーヒー業界にどういう問題があってこれからどうなっていくのか、英語のニュースサイト、企業サイトやブログ等をざっくりと翻訳して日本のコーヒー好きの人たちに向けて発信していくnoteです。