文鳥のP君の話③
過日、お好み焼きを作ろうと思い材料をスーパーで揃えていたところ、キャベツの高値にビックリしました。
いつから高級野菜になったのかなぁ…と驚いたけれど、お好み焼きにキャベツ抜きは考えられないので
苦渋の決断で1/4カットを購入しました。
あ〜びっくりした…。
で、家に帰って早速調理を開始したのですが…
包丁で切り始めて、新鮮なキャベツのあの少し青臭くて、草の様な匂いを嗅いだ時にP君の水浴び直後の
匂いを思い出しました。
前回のP君の話②で、水浴び中に寝てしまうと書いたのですが、余り長時間浸かっていたときは、
(時期によっては)体温が下がっているかも…と思い
直ぐに手の中に入れて温めることがありました。
(本人にとってはありがた迷惑😑な感じでしたが)
その時についでに、クンクンすると千切りキャベツの匂いが必ずしたのです。
水に浸かった文鳥=千切りキャベツの匂い
コレは素晴らしい✨
迷惑だと思いつつ、クンクン・クンクン…
ハウ〜ン❤️いい香り
イエ、あの、鳥飼いの方にはお分かり頂けると思うのですが、人体に影響のない範囲でクンクンしますよね?
我が子の健康管理のためにも、クンクンしますよね⁈
インコアイスの話題に、飛びつきましたよね⁈
濡れている時だけ、本当に毎回千切りキャベツなんです。
乾いてしまうと、今度はバニラ系のクッキーみたいになるんです。
どちらにしても美味しそうなので、たまに
「いただきま〜す💕」
と、本当にパクッと背中を頂いていましたが、
嫌がらない子でした。
(過度の接触は病気の原因になります。十分にご注意ください)。
キャベツを見ただけでは思い出さないのですが、
千切りにして匂いを嗅いだ時、手の中に爪の感触と
水に濡れた羽がつく感覚が今だに思い出されます。
またP君は牛乳が大好きで、ほぼ毎日飲んでいました。海外に出てからもずっとソレは変わりませんでした。(日系の企業が進出していて、安心して飲ませることができました)
しかし残念ながら飼い主は、牛乳を飲むとお腹を壊す体質のため、一番小さなパックを買っていました。
手を綺麗に洗って、手のひらに数滴滴らし、人肌に温めます。
それを飲ませるのですが…
牛乳が大好きすぎて、その中にダイブしてしまうことも度々あって、またやり直りです。
人肌に温めて、勢い余ってクチバシ入れすぎてゲホッとしてクシャミして撒き散らして、最初に戻る。
誰も取らないからゆっくり飲みなよと言っても、
気持ちが焦っていてドタバタしてカワイイ🤭
そのうち、「牛乳飲む?」と聞くと
頭を下げて飲む仕草をして飲みたいと
教えてくれる様になりました。
最初は たまたまだと思っていたのですが、
本当にソレは飲みたい合図でした。
飲みたくない(頭を下げない)時に手のひらに牛乳を入れて差し出しても、飲まないのです。
要らないよってそっぽを向くんです。
「牛乳」と言う言葉がインプットされている…
実感した瞬間でした。
インコは言葉を覚えるけど、文鳥はなかなか覚えないよと言われるけれど、我が家のP君は「牛乳」は覚えてくれました。
意思の疎通ができて、ちょっとだけ嬉しかったです。
(天国でも牛乳、飲んでるかなぁ…)