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蓮見恭子作「人魚と過ごした夏」を読みました。




人魚と過ごした夏を読みました。7/2の日なので。ごめんなさいたいして関係ないです。本棚に入ってたのが丁度目に入りました。



読み終わった後に、自分は今までに夏を誰と過ごしだかな。どんな風に過ごしたのかな。これから来る夏はどんな風に過ごしていくのかなと想いを馳せる作品だったと思います。

悩んでた過去も、そういうこともあったよね。と一夏を思い返すようなそんな感じ。

これは読んだ人同士でポツポツ話して真価を発揮するタイプだと思います。知らんけど。

由愛がアーティスティックスイミングをする茜を見て人魚だと思ったように、茜は幼馴染である水葉やってきたアーティスティックスイミングに区切りをつける時が来て、どちらも題名の通りの人魚と過ごした夏なんだなーと。

自分は高校生の頃に運動部に所属していたこともあり、オタクでもあり、どっちの気持ちも少しはわかるかなとは思いました。

まあオリンピック目指すレベルはではないので、それを目指してた茜と水葉の尋常じゃない努力とか凄いなと思います。

アーティスティックスイミングを通しての演技、vlogで<ぼっちさん>として振る舞う演技、友人との関係性、ずっと一緒に過ごしてきたり、同じ競技をしてるからこそ競争相手になってモヤモヤしてしまう、ネットで匿名だからこそ心の拠り所になる場所があったり、素の自分と人に見せる自分との乖離、自分と仲良い子が知らない子と仲良くなってる、そういうもだもだが青春だなーと思いました。

そういうことも含めてそんなことを思う夏もあったよね。みたいになるそんな感じ。

全然関係ないけど作中のモフモフ商店街ってすみっこぐらしかちいかわっぽく感じられたけどどうなんでしょう。

読書感想文って難しいですね。なんか何も出てこないや。また何か読んだら書くかもしれないです。

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