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『決定疲れ』って知ってる?いろんなことを先延ばししちゃう人へ

じゅうしいです。40歳に戻るまであと3155日。

◇読んで欲しい人

・自分は優柔不断な人間だ…と思ってる人
・人より集中力が劣ってると思ってる人
・先延ばしにしてる仕事を山ほど抱えている人
・1日の計画を立てるときは、ウキウキ興奮気味なのに、いざ1日を終えると、計画表の半分も進んでないやん…という人

何を隠そう、僕も上記に当てはまる仲間だ。(ドヤ顔)


◇決定疲れ

『決定疲れ』って言葉、聞いたことある?
僕は最近読んだ本で知った。

コロナウイルス対策の関係で、仕事がテレワークとなり、『さぁ、この機会にいろんなこと勉強するぞ!』と意気込んでいたものの、
一週間が経過した頃には、自分の集中力の低さを感じ、いじけて、気がつけば「集中力 本」などとググっていた。

するとすぐにヒットしたのが、メンタリストDaiGoさんの「自分を操る超集中力」という本。
別にメンタリズムに興味はないけど、「集中力を上げたい」と藁にもすがる思いだった僕は、とりあえず黙って読んでみた。
すると…

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◇HP、MPはゲームの世界だけの話じゃない

人は生活の中で、思考や感情をコントロールする力「ウィルパワー」を使っているという。
このウィルパワーは前頭葉の体力値のようなもので、ゲームで例えるなら基礎体力値(ヒットポイント:HP)や魔力を使える容量(マジックポイント:MP)みたいなもの。朝起きてから、集中力を使うたびに少しずつ消耗していく。そして睡眠をとってまた回復するのだという。
ロールプレイングゲーム:RPGが好きだった僕は、この話だけでもすこしテンションが上がった。

◇意思決定の先延ばしはヤバい!消耗していくウィルパワー

現実世界の話である前頭葉のウィルパワーは、行動している時よりもむしろ「意思決定」をするときに消費してしまうらしい。

たとえば、日々こんな場面がある
・このメールいつ返そうかな
・洗い物はシンクにどれくらい皿がたまったらとりかかろうかな
・人から頼まれ事をされたけどいつまでにやろうかな
・宿題はいつやろうかな
・あの本はいつ読もうかな

こういう事を考えているときにもウィルパワーは消費されていっているし、物事を先延ばしにすればするほどどんどん消耗していく。
この事を本ではこう説明されている。

何か決定しなくてはいけない細かいことを、頭の中で「やりかけのまま」「先延ばし」にしておくと、無意識に気にした状態が続きます。
これを「決定疲れ」といい、決定を放置し、後回しにした場合にウィルパワーが消費される現象を指します。つまり人は、行動ではなく「意思決定」で疲れるのです。疲れているときに物事を先延ばしにしたくなるのは、決断するパワーが残っていないから。
「これをやらないと……、でも後でやろうかな」「これ保留にしておこう」──。その保留にしたものが決定されるまでの間、ずっとウィルパワーは食われ続けます。だから決断はすぐに下したほうがいい。即決できる仕組みをつくったほうがいい。

いや、これは…
マジで当てはまってるんですけどぉ!
仕事でなんか頼まれごとがあったり、メールがジャンジャンきたとき、これは後で…これは明日にしようかな…とついつい考えていたが、実はこういういつやるかという意思決定でも僕のウィルパワーは消耗されていたとは、、しかも先延ばしにしたことを終わらせるまで、知らず知らずに消耗が続いていくなんて、、

正直、その感覚わかる。


先延ばしにすることで、そのときは楽になっているつもりでいたけど、実はそうじゃないことがはっきりした。
別のことに取り掛かっているときも、どこかで集中を阻害されていたのだ。

◇なんでも計画立てりゃいいってもんじゃない

確かに、「この土日で仕事も勉強もするぞぉー!」って計画を立てて、やる順番、やるタイミングとかをガチガチ決めて、これでレベルアップできると興奮してたのに、「実際にやり始めたら集中力でねえ問題」はよくある。

まず計画を立てる段階でウィルパワー使いまくって、何か一つのことをやっている間も、次やることを無意識に気にして、ウィルパワー使って、で、夕方にはウィルパワーは底をつきかけていてやる気は落ちて集中できない。
自分の土日に何かやろうとして結果あまり何もできてない問題の原因が少しわかった気がする。

◇習慣化が大事

じゃあどうするよ!俺のウィルパワーどうするよ!って話だが、
結局のところ、意思決定に集中力を奪われないようにするためには、可能な限りの習慣化が大事だそう。
枠にはめれるところは、習慣化させる。
こうきたら、こう。朝一でやることはこう。夕方にやることはこう。
突発の細かい頼まれごとは付箋にでも書いて、いったん忘れて1日の終わりにやる。(このとき、次の日への持ち越しはしないこと!)が大事だという。

これは仕事だけの話じゃない。家事とかでも、
茶碗をいつ洗うか、どれくらいたまったら洗うかなんて考えるていることにもウィルパワーは消費されるので、
例えば、ご飯を食べ終わったら、茶碗をシンクに持って行ったそのときに洗う。と行動を自動化させれば、ウィルパワーの消費は起きないのである。

行動の習慣化と、先延ばしをやめること。これが決定疲れを防ぎ、ものごとへの集中力を削がない方法の一つであると知った。

さて、また一ついいことを知った。

『自分を操る超集中力』メンタリストDaiGo (Amazon)

2020年5月31日。40歳に戻るまであと3155日。




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