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その伍萬円の重み

家族になるということ をずっとずっと考えていた。時は着実に流れて、だいすきな人と結婚して家族になることができました。思いはまた追々綴ることにして、今日は私の家族、たった1人の兄弟である兄の話を。 すっ と家を出ました。 結婚反対、終わらないコロナ禍…。色々あったけれど、もう大丈夫、いまだ、と思うタイミングでお引っ越し、実家を出て1ヶ月。 久しぶりに実家に帰ると、兄がご祝儀袋を渡してくれました。「はい、結婚おめでとう!」 いつものようにぶっきらぼうにお礼を言ったと思います。

    • 夢、潜在意識

      夢を見ていて、目が覚めたらぼろぼろに泣いていた。 母と私の対話の時間だった。 兄はどうして、こんなこともできないの?人の気持ちを理解できないの? 本人が一番、困っているの。 だから母親として助けてあげたい、そしてあなたにも弱い人の立場に立って、困っている人を助けることができる、そんな人間になって欲しかった。 わたしは困ってないんだ? 母は言った。 そっか。 刺さりました。 あーあ。 ここで、夢は終わった。 遠い過去と、 近い未来、けれども不確かな未来を恐れてる、

      • 家族になるということー2020ver.

        2019年の9月に、家族になるということについて考え、文章を書いた。 2019年に文章を書いた時には咀嚼途中だった、国や文化が違うこと、自分のルーツを追うことの重大さ。 簡単に家族にはなれないんだよ、と言われていて、とても悲しい気持ちになったことを記憶している。 その時の自分なりの結論は、「簡単じゃない、でもまっすぐに向き合うことで、困難を乗り越えていきたい」みたいなことだった。 今日は2020年12月31日。2020年を振り返りながら、今のわたしが考える「家族になる

        • オンニと、乾杯

          夏、わたしの大好きな夏。 今も昔も変わらないのは、このあっっっつい中で運動をして思い切り、汗をかくことが大好きだということ。学生時代からバスケ部に入っていて、大学時代にも社会人のチームでバスケして。社会人になったいまもバスケを続けている。 今と昔で変わったことは、汗をかいたあとに思い切り、ビールを飲むようになったことかなあ! オンニとは小学校の頃から一緒にバスケしてた。オンニはずっと、チームのキャプテンだった。わたしが小4の頃は小6のオンニ、わたしが中1の頃は中3のオン

        その伍萬円の重み

          風の歌を聴けないわたし

          梅雨が続く。 時は流れる、季節は変わりゆくはずなのに、なんだかこのままずっと、梅雨が明けない気がしてしまう今日この頃の思いを書こうと思う。 結婚をするかもしれないという言葉が、あまりに弱く感じられてしまう。状況としては、互いの意思が固まっていて、あとは親への挨拶、顔合わせ、入籍して実家を出る。そんな諸々のステップを踏めば、結婚しました。と言えるのだろう。また改めて書きたいと思っているが、「親を説得する」という、正直言って本当に本当に骨が折れるようなステップが残っている。

          風の歌を聴けないわたし

          ラジオのすすめ

          ラジオが好きだ。 …思い返せば、3年前にradikoをDLしたがおそらく合計2回くらいしか聞いていなかった。全く興味がなかったのである。 耳はヒマしてる、というフレーズには実に共感して、一時期はオーディオブックを聞いて走ったり、出勤していた。2019年は大変お世話になって、オーディオブックだけで15冊くらい、聴いた(その本を読んだ、とは言えない)。 今回ラジオを聞くきっかけはなんだったっけ…。確か、テレビをつけるたびにコロナコロナコロコロコロ…、気持ちが暗くなっていた。

          ラジオのすすめ

          2020年の春

          どうしても、書きたくなって、つらつらと文を打ち始めるのだけれども、 書いては消し、書いては消し、次第に下書き保存がどんどん溜まっていった。 今回ばかりは投稿する、と決めて書いている。 今年まだ1回しか投稿していないだなんて、何と恐ろしい!が、そんなこともあるさと、また今日も書き始める。 今日は、桜がまもなく散り、緑が増えた4月。 コロナウィルスが流行っている、4月。 そんな日々に見る夢がなんだかおかしい。 先日はとうとう、夢の中でコロナウィルスに感染してしまった。 夢の中

          2020年の春

          2019年はもっと本が好きになった

          2019年は、毎年よりも、たくさんの本に触れられたと思う。 走りながらオーディオブックも聞いていたしね。100キロ走るために練習もそこそこ積んだので、そのときには本当に、本を耳で聞ける ということにお世話になりました。 また、noteのおかげで、文章を読むことがもっと好きになった。古賀さんのnoteを毎日読んで、読むたびに心が穏やかになった。 同時にやっぱり書きたいという思いも。有言実行できなかったことが心残りであるし、これからは格好つけずに、とにかく書いていきたい。

          2019年はもっと本が好きになった

          高校3年生のわたしは教えてくれた

          たぶん、ここ麻布十番の駅に降り立ったのは今日が3回目。でも街を歩くのは初めてだった。 韓国の領事館がある麻布十番にやってきた。 国籍を変える 決断をしてから1ヶ月くらい。小さな一歩を踏み出した。 今日の申請が通り、登録上の国籍が変わるまではおそらく2ヶ月ほどとみた。しかし、その後の手続きにはとても長い時間を要するようだ。 その後の手続きとは、韓国のパスポートを取得すること。 パスポートの取得には、戸籍の整理が必要となる。幸い、わたしは母方の親戚の戸籍整理が済んでいる

          高校3年生のわたしは教えてくれた

          家族になるということ

          大学時代を共に過ごしたゆうこが、結婚をした。 結婚式は箱根で。ゆうこの素敵さはもちろん知っているし、ご家族、彼、お友達のみなさまも本当に素敵な方々だった。心からめでたく、たおやかな2人の結婚式だった。 ゆうこは、彼と大学時代に出会い、付き合って5年を経て結婚した。紆余曲折あったのはよく聞いていた。いまあらためて思うと、互いの相手への強い気持ちが、時に、意図しないかたちで傷をつけてしまう、そんな時期だったのかもしれない。 とにかくふたりとも、愛情深く、言葉を借りるなら、「さ

          家族になるということ

          マイノリティについて

          最近、検索を通じてたどり着く記事や興味関心をもって読む記事は、マイノリティについて書かれた記事が多い。ような気がする。 うーん、やっぱり言葉で表すのが難しい。普通 じゃない世界、普通ってなんだっけ、うーん。 根源には、自分の原体験が絡んでいるのだと思う。だからこそわたしも、社会的に苦しいとされる世界を生きる人々の力になりたいと思ったりする。そんなこと言ってるあいだは実現できないとおもうので、ある分野に特化して、たくさん記事を読んで、書いて、勉強することから始めたい。その分

          マイノリティについて

          北オホーツクウルトラマラソン

          入社して3年が経ち、異動の話がそろそろ出てくる状況で、ふと、自分がいま一緒に働いている人たちへの感謝が足りないと感じた。どうして人に優しくなれないのだろうか。 私はよく、色んなことをモヤモヤと考えるが、それをうまく整理できないので言葉にできない。 そしてそんなときは決まって、走りたくなる。 今回は少しばかり長い距離を走りたくなった。 有名なサロマ湖エントリーは間に合わず、その翌月に予定されていた北オホーツクの100キロマラソンにエントリーすることにした。得意技であるノリでエ

          北オホーツクウルトラマラソン

          クリエイター

          上司との面談で。 「ことばにする」ことが苦手で、 それは考えがまとまっていないから、という考えを伝えた。 かんさんは、クリエイターなんでしょうね。 たくさん考える中で広がっていって、だんだんと収集されていくのでしょう。 何か創ってみるといいかもしれないですね。 生きているうちに、考えや思いを文で表現し、なにかかたちに残せるような人になりたい、と思ったことがあるのを思い出した。 創造したい、でもそれはとても難しいことで、向いてはいないと思っていたので、上司のことばを受

          クリエイター

          心と比例しない天気

          彼がこの街に引っ越してから、どんよりとした日や雨の日が続いている わたしは天気に左右されやすくて、 天気が悪いと、頭が痛くなったり気分が落ち込んだりする そんなわたしは、最近、とても心が晴れている

          心と比例しない天気

          ネガティブ

          わたしは、自分はネガティブな人間だと思っている。自分を知る、タイプに分けるみたいなことをしたとき、ああ自分は本当にネガティブな人間だと痛感させられた。 最近彼に、言われた言葉が印象に残っているので、記しておく。 100km走れる時点でネガティブじゃないとおもうよ。

          ネガティブ

          風と共に去りぬ

          After all, tomorrow is another day.

          風と共に去りぬ