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全国の教室がつながる!

授業てらすは、北は北海道、南は沖縄をつなぐ日本最大の教師オンラインコミュニティです。

これを生かさない手はありません。

様々な社会科の学習形態を模索している中、「あたたかい地方のくらし」「寒い地方のくらし」を、青森と沖縄の子どもたちで交流しながら学べたら、絶対に面白いに違いない!!そう思い、温めてきたこの企画。

てらす仲間で、ノリのよいラテン系の管理職が沖縄にいる…最高のシチュエーションです。

「もし、沖縄の人が、青森に引っ越ししてくるとしたら、何を知らせたい?」
という発問のもと、子どもたちは自分たちのテーマを選択。

気候、食事、歴史、雪について、家、お祭り、観光地、動物…。

自分たちで資料を作り、自分たちで発表原稿を仕上げ…全く教師、かかわっていません。

ただただ、「すごいねえ、すごいねえ!!」の連発です。

いつもは机に突っ伏している無気力系男子が、なんと昼休みも発表練習しているではないですか!!

これって、すごくないですか???

子どもの感想を紹介しちゃいます。

ぼくは、今日沖縄の学校の人たちと交流会をしました。北海道より、青森県のほうが雪が降る時間が長かったところがびっくりしました。自分がすんでいる県にも知ないことがあることに気づきました。青森県のことももっと勉強しようと思いました。

子どもの感想より

初めて知る沖縄のこともあったけど、青森のことでも初めて知ることがありました。北海道より、青森方が雪が長く降ることなどです。沖縄の祭りでは、30万人が参加するものがあり、40トンの縄を使う祭りがあることを知りました。沖縄の気候では30度が平均で、青森は20度で、10度の差があることがわかりました。沖縄には沖縄の魅力があるし、青森には青森の魅力があるとよくわかりました。

子どもの感想より

沖縄の子どもたちに発表する、というゴールが、子どもたちをその気にさせました。うーん。PBL。

どの子も、自分たちの力で、自分たちの調べ学習をしているのです。

沖縄のこと、数多く学べてイエーイ!!だけ!ではないのです。

子どもたちが一番リアクションしていたのは、自分たち青森についてだったんです。これが面白かった!!

沖縄の子どもたちが目標としていることで、真剣に青森のことを調べた子どもたち。

だからこそ、
「ふるさと、青森についてここまで知らなかったことが知れた。このことが一番びっくりだった」

と子どもが語ったんです。
いやー面白い。

てらす、生かさない手はないですよ。

子どもたち、ガラッと変わります。

                          三浦健太朗

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