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音楽づくり講座~思いをもって旋律をつくる~

【申し込もうと思った理由】



私は社会科を教科指導の軸としており、他にも国語や算数、道徳などには関心をもって教材研究に取り組んでいます。
一方、音楽に関しては特に経験もなく、教員になった当時は、楽譜にドレミをふることがギリギリできる程度で、最も苦手な教科でした。
小学校教諭は全教科の指導をします。全教科の専門性をもっているスーパー先生はいないと思いますが、目の前に自分の授業を受ける子どもたちがいるからには、現状苦手としている教科においても指導力を磨いてスーパー先生になる必要があると考えました。何より音楽の楽しさを自分自身が知りたいと思いました。

【本日の講座で学んだこと】


旋律づくりの活動に参加をさせていただきました。自分がつくった旋律と班のメンバーがつくった旋律を組み合わせることで音楽をつくるというものでした。
自分で旋律を作る場面では、ラ・ド・レの3つの音でつくる簡単なもので、机上論として音が高くなるのか低くなるのかは頭で分かっていても実際に音を鳴らしてみないと、「これがいい!」というものには出会えないということが自分で取り組んでみて分かりました。
班で旋律を組み合わせる場面では、なんとなくメンバーの旋律を聴いていると、「これは最初にもってくるとよさそう」「これは続きがありそうだから真ん中に置きたいな」という思いが生まれてきます。
このように、どんなつなげ方をするとよいのかという正解があるのではなく、思いをもって旋律をつくることが大切なのだということを学ぶことができました。

【これから実践してみたいこと】

旋律づくりの活動の中で、班のみんなが納得できる音楽をつくれるようにするということです。班の中には、引っ張るのが得意な子や意見を言うのが苦手な子など様々な子がいます。そうした時に、引っ張れる子の考えを聞くということも大切なことですが、みんなが納得しているかどうかを教師が机間指導の中で見ていく必要があるということを学びました。このようなことを日々の実戦に生かしたいです。
また、ハーモニカを弾けるようになるまでに、ひたすら練習という授業にならないようにするために、どうしたらよいかということも質問させていただきました。器楽の内容ですが、今の子どもたちに少しでも音楽の授業を楽しんでもらいたいという思いで、器楽の講座を待てず聞いてみました。
ピアノのレッスンのようにならないようにするために、まず目的を意識することが大切だということを学びました。例えば、「こぐまの二月」であれば、目的は合わせて演奏することです。この場合は、全てのパートを弾けるようになることや運指が目的ではないので、いずれかのパートができるようになればよいという捉えになります。そして、子どもたちの思いを汲み取るということも重要だそうです。練習したいという思いがあれば、そういった場を設けるようにしたいです。また、すぐに弾けてしまう子は教えるという立場をとれるようにしたいです。
音楽で個別最適な考え方をしていけるように教材研究をしていきます。
                    (授業てらすメンバー みつき)

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