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新学期初日を楽しく過ごそう!

はじめに

2024年!!新しい年が始まりました。
授業てらすnoteでは,本日から5日間「新学期の活動アイディア」を連続企画としてお贈りします。
どうぞ,お楽しみくださいね。

初日の今日は…。
まだ1月からの学校のことなんて考えたくない…と思われる先生もいらっしゃるかもしれませんが「私が新学期の始まりに学級でどんなことを子供たちに話すか,また,それにはどんな理由があるのか」などを書いていきたいと思います。
良かったら,お付き合いください。

新学期初日に意識していること

新学期の初日は「とりあえず来てくれたら,大満足!」というくらいの気持ちでいるようにしています。
そうすると自分にも余裕ができるし,ニコニコできる。
宿題忘れがあっても「明日でいいよ~」で流せる。
子どもたちも,頭も体もまだまだ冬休みモードです。
「あぁ,学校ってこんな感じだったな」とか,「友達といるとやっぱり楽しいな」とか「先生,やさしい~」(これは学期の始めだけかも…)とか,そういうことを感じて初日を過ごしてもらえたらな,と思っています。
具体的なポイントは…

  1. 笑顔                               笑顔で迎えることで,久ぶりの登校で少し緊張している子もリラックス!私は笑顔でいることが苦手なのですが…初日はがんばるようにしています(笑)

  2. 小さいことでも褒める                            普段,褒めないような小さなことでも褒めます!いつもより多めに褒めます!登校してきて挨拶が聞こえれば褒めるし,朝の用意をちゃんとできたら褒める。2学期実践したことで,覚えてくれていたことなんかも意識して褒めるようにしています。子供たちの自信につながるし、クラスのモチベーションもアップ!

  3. 「会えて嬉しいよ」を伝える                    子どもたちに,久しぶりに会えて嬉しい!ということを伝えます。私は2学期の終わりに「みんなに会えなくなるのは寂しいけど,1月も待ってるからね!」と伝えました。もちろん,私も冬休みは嬉しいですし,クラスの子どもたちと離れる時間ができることも嬉しいです。だけど,教師は演じることも必要だと感じることが多いです。嘘をつくということではないですが,子ども達が前向きになるため,意欲を向上させるため,リアクションを大きくすることも必要かもしれません。

  4. 表情をよく見る                          子供たちの表情をよく見るようにしています。やはり,新学期が不安な子はいます。冬休みの過ごし方によってもそれは表情に現れることもあります。不安気な子には,何気なく声をかけます。内容は何でも良いと思います。何かを聞くより,自分のことを何か話すのも良いかもしれません。

学級全体に伝えること

初日は,学級全体で話すときにも意識していることがあります。初日は落ち着きがなくて,ちゃんと聞かせるのも大変かもしれませんが,初日だからできる話もあるのではないでしょうか。
具体的にどのようなことを伝えるのか…

  1. 始業式の態度をほめる                       始業式の時に,子どもたちの様子をよく見ます。全体が良ければ全体をほめますし,全体的には…でも,とても頑張っている子がいたらその子を褒めて,そして,その話を聞いてる最中に,姿勢を良くする子(必ず居ます!)を褒めます。

  2. 元気で良かった!を伝える                       風邪をひいてしまった子もいるかもしれないし,初日に休みの子がいるかもしれないけれど,命に別条がなく,全員が年を越せたことを喜びます。(あまり強調すると,休んじゃいけない…みたいな感覚になる子もいるので注意です。)

  3. 今年のめあてを意識する                      年度はまだ途中ですが,新年ですので子供たちも目標をもちやすいと思います。3学期の学習や行事について知らせたり,あと3ヶ月したら学年がひとつ上がることを例にしたりしながら,具体的にイメージさせていくと良いと思います。

新年ならではのレクや遊びを取り入れてみるのもアリ?!

初日は時間がないですし忙しいので…レクの時間をつくるのは難しいかもしれませんし,学級の実態もあると思いますが。
参考程度に…新年の遊びを,チャットGPTさんに聞いてみました。

  1. 凧揚げ(たこあげ) - 新年に凧を飛ばす伝統的な遊びです。

  2. 羽根つき(はねつき) - 特製の羽根をバドミントンのように打ち合う遊び。

  3. 福笑い(ふくわらい) - 目隠しをして、顔のパーツを正しい位置に配置するゲーム。

  4. こま回し - 独楽(こま)を回して遊ぶ、古くからの遊びです。

  5. すごろく - 日本式のボードゲームで、サイコロを振って進む遊び。

  6. かるた - 日本の伝統的なカードゲーム。詩や言葉を素早く見つけるゲームです。

  7. お正月の書初め - 新年に向けて、習字の練習をする風習。

  8. 雪遊び - 雪が降った地域では、雪だるまを作ったり、雪合戦をしたりします。

  9. 餅つき - 新年を祝って餅をつく行事。これも一種の遊びとして楽しまれます。

  10. お年玉探し - 子供たちが家の中でお年玉を探す遊び。日本の新年には子供たちにお年玉が配られる習慣があります。

  11. おみくじ引き - 神社で行う、運勢を占うためのくじ引き。新年の運試しとして楽しまれます。

  12. ビンゴゲーム - 新年会などで行われる、数字を当てるゲーム。

  13. 紙飛行機飛ばし - 紙飛行機を作って、どれだけ遠くまで飛ばせるかを競う遊び。

  14. 折り紙 - 折り紙を使って、色々な形を作る伝統的な遊び

・ふくわらい ・すごろく ・かるた ・ビンゴ ・おみくじ などは定番でしょうか。
新年なのかどうかはわかりませんが,飛行機飛ばしも,おもしろいかも…と思いました。
書き初めは宿題になっている学校も多いと思いますが,例えば漢字一文字をお題として決めてクラスみんなで書いてチャンピオンを決めるとか?工夫すれば面白くなりそうかも。

終わりに

どうでしたか??
新学期の始まりは,教師にとっても子供たちにとっても新たな気分で迎えられる日ですね。泣いても笑っても,今の学年はあと3ヶ月です。
「やっと,残りあと3ヶ月」「あっという間!あと3ヶ月」など,教師にも子供たちにも色々な思いがあると思いますが,この記事が少しでも新学期を迎える先生方のヒントになれば嬉しいです。
お読みいただき,ありがとうございました!

(授業てらすメンバー いくみに)



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