里山ラブ

十勝の菜の花畑

飛行機でとかち帯広空港へ着陸する前、飛行機の窓から地上を眺め、眼下に広がる広大な土地とパッチワーク状に彩られた大小の畑を見るといつもワクワクする。

大型農業は十勝のパワーであり脈々と血液を送り出す心臓。 これからの時代、押し寄せる人手不足、高齢化、食糧不足の問題などを考えると農業の更なる近代化は必要不可欠であり、日本の将来に向けて十勝が担う役割はとても大切で、この動きは更に加速されていく事でしょう。

それはとても素晴らしくて、十勝の誇りで…なんなら大型機械ラブなんだけど、レトロなものが好きなわたくし、なんだか次から次に古き良き里山の景色が消えていくのは寂しい。廃墟と化した昔の民家やサイロにノスタルジーなものを感じたりしてるわけです。

可愛い😍ここの廃墟をここの農家さんが永遠にキープしてくださいますように!

でもそれは私のわがままって知ってるし、実際、家の近くの空き家がどんどん取り壊される…。ボロっちい建物も有るからそれは必要だと知りつつも、私は里山の景色や、温泉でおばあちゃま達が話して下さる、少し昔にそこで繰り広げられていたスローなライフスタイルが好きなのです。

これは十勝イノベーションプログラムのプレゼン資料を作っていて知った事なんだけど、一般に、里山は原生林より種の多様性が高いそうです。手付かずの自然が残されている奥山とか原生林の保全が重要なのは、言うまでも無いけれど、そう言う活動をしている立派な大きな組織はたくさん有るから、私は里山とか農村地帯の自然環境や生態系や景観…そこには人間の営みも含め、人間を含むすべての生き物が幸せに暮らす環境を守っていくことに力を注ぎたいって思っています。