嫌いなもの

昨日に引き続き、というか今度は嫌いなもの。

とにかく、嫌いなものが多すぎる。

まず、うるさいのが嫌い。人混みが嫌い(代々東京生まれの東京育ち)

買い物が嫌い、食べるのが嫌い。好きなものを数えたほうが早いぐらいだ。

好きな食べ物は、マグロの赤身、甘いだし巻き卵、ナン、秋鮭、カレー、アボカド、グミ、すっぱいもの、あきたこまち、納豆、豆製品、豆腐。醤油。十割蕎麦、わさび。

以上なのだ。だから、乳製品は食べられない。子どもの給食の時は本当に参った。嫌いなものばかりだった。牛乳は先生が見ていないときに隣の男子に飲んでもらっていた。饂飩も嫌い。お金を出して食べるものじゃない。

甘いものもほとんど食べない。チョコ、カスタードが死ぬほど嫌い。会社のお土産でもらった日にゃ、たべないでカバンに入れるか、人にあげていた。

みんなが好きな「萩の月」あれが一番嫌いだ。あんなに人気のあるものをやはり嫌いとは言いにくい。でもあげていた。そんなことで喜んでくれるならいくらでもあげる。チョコ、特にホワイトチョコは大嫌い。なにが白い恋人だ、大嫌いだ。

そして、そうめん、夏は地獄。スイカもにおいがするだけでご飯が食べられないぐらい嫌い。メロンも、ウリ系がだめなのかもしれない。嫌いなものを挙げていたらきりがない。ウナギ、てんぷら、串揚げ、唐揚げ、からいもの。肉。肉は全く食べられない。野生の匂いがだめ。

親は無理強いしなかったのでいつも私の分だけ野菜の煮物を作ってくれていた。魚の煮つけも食べられる。さかなと野菜で十分。魚はたらが嫌いだ。大きな病気をして3か月入院した。ほとんど毎日のように鱈。そして鱈がきらいになった。鱈をみると病院を思い出す。

でも、本当は人にはあまり言わない。どこにも食事に行けなくなるから。どこでもいい。ちょっと食べているふりをする。そして、お酒も1滴も飲めない。最悪だ。来世はアル中になってやる。

 お酒を飲める人は楽しそうだ。笑ったり泣いたり、同じ話を何度もしたり。知らなかった。酔っ払いの話を真剣に聞いていて、次の日相手は覚えていないのだ。ありえる?そんなこと。びっくりした。

というわけで、狭い食生活で一年中シラフ。あーあ。お酒が飲めるようになりたいが、無理。飲めない。香りだけで頭が痛くなる。

今日は愚痴ばかり。嫌いな話は愚痴ばかりになる。当たり前だ。

動物もきらい、友達もいらない、こどものころ、誰とも話さなくて病院に連れて行ったら「自閉症」と言われたらしい。

母は認めなかった。でも、私は幼稚園でみんなと遊べなかった。伝言ゲームも、ハンカチ落としも、一緒にやる気がせず、はじっこで絵本を読んでいた。幼稚園の友達の名前をひとりも覚えていない。

小学校もそうだ。担任の先生を「海苔巻き先生」と呼んでいた。なぜかもわからない。母が「海苔巻き先生っていうから海苔巻き先生、って言ったら樋口先生だったわよ」と言われて、へーと思ったぐらいだ。

他の人は何をしていたんだろう。先生の名前もクラスの人の名前も全部覚えている人、多くて驚いた。嘘でしょ?


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