デレマス2期のアニメ構成を考えてみた
1.まえがき
私がnoteに初めて書いた文章『#ユニ募の家族設定を考えてみた』は、『デレマスのアニメ2期が作られて、#ユニット名募集中(「辻野あかり」「砂塚あきら」「夢見りあむ」のアイドルユニット)がメインになった場合に、#ユニ募の家族も出てくるのでは』という妄想を書いたものです。
「アイドルマスターシンデレラガールズ(デレマス)」は2015年にテレビアニメ化(2クール)されています(#ユニ募の3名は2018年以降の登場なので、このテレビアニメには出てきません)。
ニュージェネレーションズ(「島村卯月」「渋谷凛」「本田未央」のアイドルユニット)を中心としたストーリーは完成されています。
同じようなストーリーで2期のアニメを作っても二番煎じ感があり、つまらないのではないかと思います。
190名のアイドルがいて、それぞれのアイドルが主役になるだけのポテンシャルがあることを踏まえて、デレマス2期のアニメ構成を妄想してみました。
2.デレマス2期アニメの構成案
まず全25話で、作品のクオリティを保つために、分割2クールにします(前期12話、後期13話)。
オムニバス形式にするため、4つのユニットを主役(メイン)にします。
例えば、仮に「ニュージェネレーションズ(NG)」「LiPPS」「#ユニット名募集中(#ユニ募)」「ブルーナポレオン(BN)」をメインに据えたとします。
構成として、序盤(2話)、中盤(2話)、終盤(2話)を各ユニットに割り当てます。
まず、前期(全12話)は、NG第1話→LiPPS第1話→#ユニ募第1話→BN第1話→NG第2話→LiPPS第2話→#ユニ募第2話→BN第2話→NG第3話→LiPPS第3話→#ユニ募第3話→BN第3話といった順に放映します。
1ヶ月後の4ユニットによるライブバトルを話の軸にして、ユニットごとに異なる話を展開させます。
各ユニットメンバーは別ユニット回には登場させません(例えば、NG回には#ユニ募の「夢見りあむ」は出ません)。
ただし、メインユニットに入らなかった人気アイドルは、各ユニット回にゲスト出演します(例えば、「前川みく」はNG回や#ユニ募回に登場し、#ユニ募回では「みくにゃんご」としてプチライブする等)。
惜しくもメインになれなかった人気ユニットも、話の中でゲスト出演させます。
主役ではありませんが、関係性があったり、ストーリーを盛り上げられる人気アイドル(総選挙上位アイドル)は、各話に満遍なく登場させるようにします。
「円盤」はNG編(3話入り・前半)の形で4枚の発売をし、前期の一挙放送をしてから、後期を放映します。
後期(全13話)は、NG第4話→LiPPS第4話→#ユニ募第4話→BN第4話→NG第5話→LiPPS第5話→#ユニ募第5話→BN第5話→NG第6話→LiPPS第6話→#ユニ募第6話→BN第6話→最終話といった順に放映します。
後半はゲストアイドルの出演を抑え目にして、各ユニットの深堀りを行い、それぞれの形でメンバー同士の絆が深まることに話の重点を置きます。
最終話はライブ回(作画開放回)であり、4ユニットがアニメの中では初めて顔を合わせ、それぞれライブをします(1ユニットに5分のライブ時間を割り当てます)。
「円盤」はNG編(3話入り・後半)の形で4枚と、最終話のみ(各ユニットのオーディオコメンタリー付き)の1枚を販売します。
前期と後期で合計して9枚の「円盤」を販売します。
また、OPとEDはユニットごとに変えるので、全部で16曲を超えます(既存曲と新曲を織り混ぜます)。
OPを8種類も作るのは大変ですが、徐々に色づけたり動かしたりして「演出」します(「完全版に中毒になる動画」で、前期OPは後期が始まるまでにミリオン再生を目指します)。
EDは、前期ではゲストアイドルが絡む複数枚の止め絵、後期ではストーリーに沿った複数枚の止め絵を使った演出で毎回変え、飽きさせないようにします。
なお、プロデューサー役は1人にする必要がないので、ユニットごとにプロデューサーを変えてもいいと思います。プロデューサーも、熱血型、天才型、優柔型、新人、ベテラン、女性など、そのユニットの魅力を引き出せる設定ができるので、ストーリー展開しやすいかもしれません。
3.メインになるユニットの決め方
デレマスというゲームアプリの特長は、アイドルの出番確保のために毎年行われる「総選挙」です。
2年後のアニメ2期の制作決定の発表を行うとともに、アニメの主役(メイン)となるユニットを決めるための「ユニット総選挙」を実施します。
なお、「ユニット総選挙」による収益はアニメ前期分の制作費用に充てます。通常は「円盤」で制作費を回収しますが、アニメのクオリティと確実な売上を確保するため、「ユニット総選挙」を行います。
ただ問題は、5人組ユニットが優位であることです。
そこで、3~4人組ユニットの1位と2位と3位、5人組のユニットの1位に主役(メイン)となる権利を与える方式にします。なお、投票先は公式ユニットに限ります。
「ユニット総選挙」の結果によりテレビアニメの主役となる4ユニットを決定するとともに、ゲスト出演する(プチライブをする)ユニットの目星も立てます。
なお、「声のないアイドル」がユニットにいる場合は「ボイス実装」させます。
デレマスらしいやり方(デレマスにしかできない、掟破りの方法でのテレビアニメ化)であり、好評であればアニメ第3期(第2回ユニット総選挙)にもつながるのではないかと考えます。
4.おわりに
以上のように、デレマスアニメ2期の構成を考えてみました。
他のアイドルアニメとの差別化ができないか、王道ストーリーは1期でやっているので2期ではより目新しいことができないか、考えていたら思いつきました。
長くなりましたが、個人の勝手な妄想にお付き合いいただき、ありがとうございました。
5.蛇足(アイマスの据え置きゲーム)
PS4でアイドルマスタースターリットシーズンの発売が2021年10月に予定されています。
内容を少しだけ確認しましたが、ストーリーがあってアイドルの3Dライブがあるという、「アプリ」と似た形式であり、わざわざ「据え置き」で発売する意味があるのかなと思いました(シャニマスには3Dライブがないので、その点では意味があります)。
「据え置き」で出すことで、ストーリーにおいてアイマスの各ブランド(AS、デレマス、ミリマス、シャニマス)をクロスオーバーさせていることに価値があるのかもしれません。
ただし、登場アイドルは少ないため寂しく思います。
「据え置き」と「アプリ」は、より分かりやすく差別化したほうがよいのではないかと思います。
「据え置き」は、「アプリ」には絶対にできないことをやるべきです。
「据え置き」でアイマスの各ブランドをクロスオーバーさせるゲームを出すなら、「マリオパーティー」のような「バラエティーゲーム」をSwitchで出してみてはどうかと思います。
アイマス麻雀、アイマスレーシング、アイマスRPG、アイマスすごろく、アイマス花札、アイマステニス、アイマス落ちゲー、アイマスシューティング…といった具合に20種類ほどのミニゲームで、クソゲーもあり、ドットゲーもあり、ネット対戦もありで、何でもありでお祭り騒ぎのような「バラエティーゲーム(アイマスFes)」でいいのではないかと思います。
こういった「バラエティーゲーム」は、クオリティを求められず、ゲームとして遊ぶことができればよいです。BGMも多くの既存楽曲を流用できます。
オープニング曲は、型月のカニファンのような、お祭り感がある曲が良いと思います。
また、凝ったストーリーを考える必要もなく、ボイスは「えいっ」「がんばります!」とか単純なものや決め台詞で足りるので、全アイドルを出すことができると思います。
特に関係性の強いアイドル同士には「固有セリフ」を用意しておくと、ライト層にこの二人は「親友」「ライバル」等といった情報が伝わるとともに、コア層にも喜ばれると思います(普通は「よろしくお願いします」と言っていて、あるアイドルとの間では「一緒にがんばろうね♪」とセリフを変えるだけで、違いを出せると思います)。
バンナムの版権物(一昔前のものやチープなもの)をアイマス化して、いっぱい詰め込めばよいと思います。
これなら分かりやすく「アプリ」との差別化ができると思います(「据え置き」のパッケージ売りでないとできないゲームです)。
あと、ストーリーが重要ではない「バラエティーゲーム」なので配信許諾をします。
こういった「バラエティーゲーム」なら、たとえクソゲー詰め合わせ(売れ残り品ばかりの福袋)でも、記念に買いたかったなと思いました(けど折角なので「スターリットシーズン」購入するか検討中です)。
蛇足まで読んでいただき、ありがとうございました。