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結核闘病記(というほどのものではないですが)(その1 クローン病疑い)

 2021年の11月に肺結核と診断されました。まさか自分が結核?!と思いましたが、結構多いらしいです。タレントのJoyさんとかハリセンボンの細い方の人も結核になっていたそうです。ただいざ自分が結核だと言われるととても不安になりますし、インターネットの情報は雑多すぎて不安が増殖されました。なので、どなたか同じような経験をしてしまう方の参考になればと思い、結核と診断されるまでの経緯と闘病記(というほどのものではないですが)を、それなりに詳細に、何回かにわたって書きたいと思います。少し長編になりますが、よろしければお付き合いください。
 そもそものおこりは2021年春。毎年の健康診断で大腸カメラを受けたところ、「肉芽腫(にくげしゅ)性炎症であり、精査をお勧めします。」と、おすすめされたことから始まりました。
 改めまして2021年春。6月10日に健康診断を受けて2週間ほど経った頃、いつものように自宅に届いた結果を「どうせ何もないだろう」と思ってしばらく放置していたところ、ある日妻が開封。私が仕事から帰ると「肉芽腫って書いてあるけど大丈夫?」と言われました。「肉芽腫???」。ネットで調べると、「通常は生体内に長期間消化されずに存在する外来性異物に対する反応である。(中略) 結核症,真菌症,サルコイドーシス,ベリリウム症などが類上皮細胞肉芽腫を形成する疾患である。」。うーん、よく分からんが、なんかの菌が体にずっといるということ?。ちょうどその頃、なぜか朝から一日中だるい、というのが続いていたため、なんか重い病気なのかなーと若干不安になりました。
 7月6日、詳しい内容を聞きに病院に行ったところ、「肉芽“腫”となっていますが腫瘍ではありません。腸結核などの可能性があるので再検査をしましょう。」と言われました。そのときは「ふーん」という感じで、早速の7月15日。再度朝から下剤をラッパ飲みし、大腸カメラを受けました。
 余談ですが、いつも健康診断を受けている病院は、内視鏡のとき麻酔をしてくれます。これの気持ちいいこと。横になって麻酔を入れられた直後、必死に起きていようと頑張りながら意識が遠のいていく、あの瞬間がサイコーです。大好きです。毎日やりたいです。(でもあるお医者さんは、あんまり体に良くないので自分は麻酔なしでやる、と言っていました。)
 と、話がそれましたが、その麻酔を満喫した日から2週間後の7月30日。結果を聞きに行ったところ、肉芽腫は変わらず健在。ただ、その肉芽腫を生検したところ、結核菌は出なかったとのことで腸結核の線は消滅。よって病気は特定できず、次はCTを受けることになりました。でもこちらは特に異常なし。その結果、「クローン病の疑い」ということになりました。「クローン病」と言われると、腸にサイバイマン(from ドラゴンボール)がたくさん湧いている様子を想像してしまいますが、当然そうではなく、クローン先生が発見した腸に炎症がおこる病気だそうです。安倍前首相も患った潰瘍性大腸炎の仲間だそうですが、発症理由が不明なため難病指定されているらしいです。

 結局、クローン病の疑いではあるが、腹痛や下痢が起こっていないのであれば急は要さないので、しばらく経過観察をしてみましょうということになりました。ちなみにその前年にも大腸カメラを受けましたが、そのときは何にもありませんでした。
 ということで、まあたいしたことないのかなーと若干安心しつつ、3か月後の大腸カメラの麻酔を楽しみに、しばらく普通の生活に戻りました。

(その1)おわり

もしよろしければ、続きはこちら。


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