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パラオブルーに包まれて――ブルーコーナーとブルーホールを潜る

ダイバーに人気のパラオ。その中でも特に有名なダイビングスポット、ブルーホールとブルーコーナーでパラオブルーに包まれてきました。

ブルーコーナーは、曲げた肘のように三角形に突き出した地形。先端付近でカレントフックを使ってお魚観察ができるスポットです。

なんでもこのカレントフック、使うのは世界でもここぐらいだとか。ロープの片側にフック、もう片方にはカナビラが付いています。カナビラを自分に、フックを岩に引っ掛ければ、潮に流されず、その場に留まっていられるという寸法です。

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実際に使ってみたら、めちゃくちゃ簡単! しかも楽チン。泳がなくても、これでもかというほど魚が見られるんだもん。サメもガンガン出現します。

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振り向けばみんなプカプカ浮かんで凧揚げみたい(笑)。一か所に漂っていられる珍しくて楽しい体験でした。

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一方、ブルーホールは地形が美しいポイント。4つの縦穴から光が差し込んでくる洞窟みたいなところです。

入り口は深度30mほどの大きな穴。こんな深くまで行ったの久しぶりで、ちょっと緊張……。

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でも、到着したら不安も一気に吹き飛びます。なんてったって、上から差し込んでくる光があまりにも美しくい。自然のスポットライトを浴びた気分です。

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周囲にはミノカサゴや、黄色く光るウコンハネガイがいます。

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奥の穴へ進んで行きます。秘密基地みたいでワクワク。ブルーホールとはいいえて妙。ぽっかり空いた穴が青く輝いています。

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穴を抜けるとドロップオフ。一気に視界が開けて、カラフルなサンゴ礁が目に飛び込んできます。狭くて暗いところから開けた場所に出た時の開放感から生まれる感動をトンネル効果と言い、ピクサー映画などで使われていますが、大自然の中で体感できるなんて。感激の一言に尽きます。

パラオブルーは真っ青。青かぶりが強い(らしい)オリンパス(最新TG-6試しました!)で撮ったからっていうのもあるかもですが、本当に気持ちいい濃さの青なんです。

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ここ最近、緑っぽかったり、淡い青だったりの海でダイビングすることが多かったので、スコーンと透き通ったブルーに包まれて、身も心も浄化されました。

■今回利用したサービス
・クルーズコントロール
スタッフの皆さんが親切で、ポイントのリクエストも可能です。
http://www.cruisecontrol.info/

・rentio
OLYMPUS TG-6とハウジング、予備バッテリー1個を5泊6日レンタル。料金10,360円也。購入したら10万円近くするセットが、この値段で試せるのはお得。
https://www.rentio.jp/


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