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鏡の反対側

後半戦の初戦はアウェイザスパ群馬戦。
今シーズン1勝しか出来ておらず、最下位に沈むチーム。
前半戦のホームでは4-0と快勝、直前の天皇杯ではPK戦の末の勝利。
シーズンダブル、イヤシーズントリプルを目論む対戦となった。

その前提を確かめるべく、今シーズンの群馬の対戦結果を追ってみた。
ダントツの最下位。当然戦績は惨憺たるもので、1勝13敗6分の勝ち点9。
ただね、その試合のスコアを眺めてみると、そうそう酷い戦績でもない。
4-0の山口戦前後でそれなりの得点差での敗戦が続いているものの、概ね1点差での敗戦。
ちなみに、昨シーズンの前半戦は今年のレノファと同様に昇格圏内で順位は推移している時期が続いており、同じく今シーズンの台風の目的に扱われてもいた。
実際、試合会場でのサポーター同士の交流時に交わされた情報交換においても、去年と今年の立ち位置の入れ替わりが話題の中心になった。

無論、群馬は内紛的なものを抱えているようなので、そのまま来年のレノファに対する危惧と直接的に捉えることはナンセンス。
でもね、今シーズンのレノファだって、ほんの少しツキに見放されたり、メンバーが揃わなかったり、運不運の綾に見舞われたりして勝てそうな試合を落としたりしたら、群馬と同様の戦績に陥っている可能性は大いにあると思ったりするのだ。

つまりは、群馬とレノファを分けたものの正体は?
これが判らんのよね。
無論、チーム造りの成功不成功ってことだとは思うものの。
いろんなことが、ハマったかハマらなかったか。
所詮、そういうレベルの違いのような気もする。

ただ、本戦の後半、果敢に攻め続けるも、最後まで一歩退いたレノファのディフェンスを割ることはなかったものの、今後の浮上の可能性をそれなりに感じるところでもあった。

なんせ、今のまま北関東3チームに降格されると、一気に東京近郊でのアウェイ観戦機会が一気に-3となってしまう訳で、このまま降格されてしまうと、個人的には非常に困る。(^^ゞ

そんなことより、レノファの心配。(笑)
俺的には、今シーズンは昇格の可能性を感じつつ最後まで戦う。その経験値を積む。
と言ったところだろうか。
まずは、後半戦での失速という悪癖を絶ちきること。

ちなみに、今話題のシーズン半ばでの移籍は不可避だと思っているし、選手だけでなくレノファにおいてもそれを引き留めることが決してポジティブな訳ではないと思うのだ。
そういった状態からのアジャストの経験値もまた積む必要があるとも思っている。

その気持ちは、群馬戦で奇しくも、鏡の反対側を覗けたこのによるものなのかも知れない。









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