見出し画像

内定者が突撃取材!JTAのリアル Vol.6(後編)趣味を仕事に繋げる社員編


内定者が「学生目線で聞きたいテーマ」で社員をインタビューする企画第六弾の後編!実例も交えながらのインタビューはやがて社員2名の”コア”の部分へ…

四幕:好きだからこその失敗と成功。

R.T「好きなものをお仕事にしたときの成功体験と失敗体験がありましたらお伺いしたいです。」

兼松「失敗した、成功したという明確なエピソードではないんですけど…。とにかく楽しく仕事ができるといいな、と思っています。なので全然関係ない案件にも、自分の好きなものを結びつけた提案をしてみたりしますね。大体通らないんですけど(笑)
これはある意味失敗かもしれないですが、そういった挑戦の積み重ねで、たまに刺さることがあるんですよ。
例えば、スマートEXっていうスマホアプリのローンチのタイミングで、『なんか面白い施策考えてくれ』って言われたことがあって。
僕は阪神ファンで、当時東京から甲子園までよく試合を見にいってました。野球の試合は延長があるので、試合終了時刻が読めなくて帰りの新幹線は予約がしづらかったという経験があり。そういう時に新幹線の時間の変更とかができたら便利じゃないか!?と考えて、提案に結びつけて熱弁したらたまたま刺さって採用してもらいました。
でもそれは会心の一撃として提案した企画ではなく、『あの…こんなのもできますけど、どうですか?』ぐらいのレベルで出したらそれが通ったんです。そういうダメ元でも出すところが成功につながっていく。可能性のある選択肢をたくさん提供して、失敗の繰り返しの中で成功が生まれるのかなって学びました。」

R.T「すべての失敗は成功に通じていくということですか。」

兼松「今回のトークテーマに合わせるとそうなりますね。クライアントから頼まれた提案ももちろんするけど、自分が好きなものと絡めて、『ちなみにこんなことできますよね。自分これ好きなんでめちゃくちゃ頑張りますけど!』みたいな感じでトライはするけど、結果通らなくて失敗を重ねてます(笑)。
その中のひとつが刺さればそれはそれでいいのかなって。」

R.T「なるほど。実現させることがかっこいいです。上田さんはどうですか。」

上田「難しいなあ。成功体験…。まず先ほども言った名古屋駅でアート作品を放映するっていう取り組みは、自分が好きだからこそできた事でした。
この案件、そういうことが好きって言ってたこともあるんですけど、実はサークルの先輩が相手先の会社で働いていたことが大きかったです。2人で飲みに行った時にたまたまこういう取り組みしてるんですみたいなことを言ったら『え、それ、俺の部署だよ』みたいな感じで、よりスムーズに話が進んだということもありました。
そういう奇跡が重なって、もうどんどん人を巻き込んで…まさかの社外からも協力を得られたってことがあったんで、成功体験として記憶に残ってますね。」

R.T「失敗体験の方はどうでしょうか。」

上田「日々失敗はしています。この数字が違うとか、デジタルサイネージの取扱いでミスしたとか…(笑)ミスしてしまったことはもう仕方ないんで、次を見ますよね!(笑)」

R.T「そうなんですね。お話を聞いていると、周りの人とのつながりを大切にしているんだなと強く感じました。」

上田「そうですね。いろんな人と話したら、どんどん考えていることとか、隠してたこととかが出てきて…。それで自分のやりたいことや好きなこととリンクしていく事は確かにこの2年間多かったかなと思います。」

R.T「会話の中で最適解を見つけていく形になってくるんですね。お仕事は、会議などのかしこまった場で決まっていくものだと勝手にイメージしてたので、ラフな場でそうやってどんどん繋がっていくことがすごく面白いなあと感じました。ありがとうございました。」

五幕:若手のチカラ。

R.T「お話を聞く中で、若手の裁量が大きいなという風に感じることがあるんですけど、実際はどうなんだろうっていうところをオブラートに包まずにお話していただければなと思います。」

兼松「他の代理店と比べることが難しいのですが、だいぶある方なのかなっていう気はします。
さっき話した阪神タイガースの件も、僕が2年目の時に提案した案だったりもします。新入社員の方に先輩社員の下についてもらって、進行をまかせることもありますね。
あとは若手だからこそ持っている知見もあるんですよね。僕とかもう30になっちゃったんで、SNSとか最新のやつを見るとなんだこれというものもあって、新入社員の方にどういうコンテンツがあるか相談させてもらっています。
若いうちだから持っている知見も絶対にあるので、そういうものを先輩に向かってどんどん発信していただきたいです。」

R.T「なるほど。上田さんはどうでしょうか。」

上田「私も他社の状況はそこまで把握できてないんですけど、やっぱり若手の裁量はかなりある方なのかなと思ってます。温泉好きな同期が1年目で温泉の案件を取った話もありましたし。同期の男の子は、もともと温泉好きなんだっていうのを部署に言っていたらしくて、そしたらたまたま部長さんから『そう言えばこういうことあるけど、試しに出てみる?』ってコンペを紹介していただいた話を聞きました。
やっぱり自分のやりたい事を発信したら、まっすぐ否定してくるような上司とかは、どの部署にもあんまりいないんだろうなと感じています。そういう環境に甘えて、どんどん発信していけば、誰かしらがいいねって言って大きくしてくれるような環境はちゃんと整っているのかなと今のところ感じています。
これをやりたいんだ。あれやりたいんだって言っていれば拾ってくれる環境にあります。そうやってサポートをしてくれる体制はちゃんとあると思いますね。」

R.T「ありがとうございます。やりたいことがある新入社員にはうってつけの会社なんですね。すごくワクワクする話がたくさん出て、これを見る方にもお仕事を楽しそうだと思ってもらえる内容になったんじゃないかなと思いました。」

六幕:お二方のコア

A.U「最後にひとつ、ぜひお聞きしたいことがあります!」
兼松「はい!なんでしょう!」

A.U「今日のお話を通して、自分の想い・好きや趣味を仕事につなげるためには、自ら可能性を広げ、様々な方とのつながりを大切にしていくことがいかに大事であるかを勉強させていただきました。
お二方の経験からも広告のお仕事は、クライアントと生活者(広告を目にする第三者)の両者と繋がることができる中心にあるお仕事であって、その中で自分がどう導いていくか。どう自分の想いを沿わせていくか。このプロセスにヒントが詰まっていると考えたのですが、お二方がこの立場でお仕事をしていく中で、大事にされていることをお伺いしたいです。」

兼松「僕は仕事を考える面とコミュニケーションの面とで2つあります。
コミュニケーション面では、オブラートに包まない。本音でぶつかることです。お金にはなるけど、クライアントのためにならないことはちゃんと伝えますし、その逆も然り。もちろん言い方は気を付けますけど、(笑)ちゃんと本音ベースでコミュニケーションを取ることは大事にしています。
仕事を考える面では、就活時からずっと意識しているのが、常に『なんで?』の疑問を持つことですね。これがあると、クライアントの求める本音も聞き出せますし、仕事を覚えていく面でも理解が深まりやすいのかなと思います。」

A.U「ありがとうございます!疑問を抱くこと、本音で向き合うことで信頼関係も生まれ、また次の仕事にも繋がるんだととても勉強になりました。」

上田「私も2つあります!
ひとつは、『井の中の蛙にならない』です。名古屋駅もかなり大きな駅にはなるんですけど、他社を見るともっと大きな駅もあって、だからこそその動向にも目を配り、名古屋駅に甘えないように考えています。
もうひとつは、結局楽しむことが大事かなと思っていて、やっぱり楽しんでないとミスも増えてしまいますし、、、。どんな仕事であれ、どこかしらには楽しむ種はあると思うので、自分なりでも良いのでその種を見つけて、向き合い方を考えていく点は大事にしているかなと思います。」

A.U「楽しむ!その方がいいことは頭ではわかっていても、それが難しくなるタイミングは多いですもんね。これからお仕事に向き合っていく中で、その気持ちを忘れないように頑張ります!」

久東「みなさんお疲れさまです!めちゃめちゃ良いインタビューでしたね(笑)兼松さんのお話はもちろん、上田さんのお話も聞いていて勉強になりました。」

兼松「最後にアドバイスですが入社までの間にめちゃめちゃ遊んでくださいねっ!(笑)」

A.U・R.T「はいっ!(笑)ありがとうございます!」

おわりに:編集後記 by 内定者

インタビューを経て、改めてお仕事に携われる日が来ることが楽しみで、いてもたってもいられなくなった。人とのつながりが可能性を広げ、好きを形にできるチャンスが広がる。やり方は無限にある。その学びを忘れることなく、いつまでも自分の想いを灯し続けたいと思う。これまでお会いした社員の方々はみんな明るく・前向きで楽しい。自分の好き・ロマンを本音でぶつけることができる場所がそこにはあった。

___________
年次など関係なく皆さんの本音や思いをぶつけていただける環境がある会社だと、本インタビューに立ち会い、改めて感じたところでした!
次回のインタビューは「観光」に関するお話!次回もお楽しみに~!
(人事久東)

【告知】Twitterでは最新のセミナー情報等を発信中です。
    是非チェックしてみてください。
    → https://twitter.com/jta_saiyo

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?