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根強い日本人の貯蓄志向

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現・預金 初の1,000兆円

2020年3月19日の読売新聞に、上記タイトルの記事がありました。日本銀行が18日に発表した

2019年10~12月期 資金循環統計(速報)

によると、個人(家計部門)が保有していた「現金・預金」は、前年比2.3%増の1,008兆円ということで、

初めて1,000兆円を突破

したそうです。

日本人の貯蓄志向

日本人の金融資産全体のうち

現預金が52.9%

を占め、個人の貯蓄志向に大きな変化はないとのこと。また、高齢者を中心に「タンス預金」が増えているとの傾向もあるそうです。

進まない貯蓄から投資へ

国は金融庁を通じて、

貯蓄から投資へ!!

ということを訴え続けていますが、なかなか変わらないようです。今回のコロナショックで、日本もアメリカも株価が大幅に下落しており、そのことがまた投資へ意欲を減退させてしまう恐れがあります。

年金受給が70歳からに!?

とにかく今はコロナ関連一色で、その他の話題が全く目立ちませんが、公的年金の

繰り下げ受給の75歳開始可能に

といったことが閣議決定され、今後国会に法案が提出されます。これ自体は、単純に選択肢が広がるだけの話ですが、将来的に年金受給開始年齢を

65歳から70歳からに

するための布石とも言われています。今回コロナショックで、収入が得られなくなるといった損害が出ていますが、そういったことへの備えも含め、また皆さんが心配な老後のためにも、

日頃からの資産運用の必要性

をあらためて考えさせられました。

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