コロナ禍でのワーホリ体験からの、転職成功術!!
こんにちは、ワーホリキャリア.comのカウンセラーAKIKOです♪
ワーホリや留学で帰国された方を対象に、2020年4月以降100人を超える転職希望者の方のカウンセリングを実施してきました。
2月以降、各国様々なコロナ事情を抱え、多くの国が厳しいロックダウンになりました。ワーホリで渡航していた大多数の方が異国の地で無職となり、帰国の時期を早め、突然進路について考えることに…。
予期せぬ帰国の選択に迫られ、「どんな仕事に就こうか?どうやって再就職しようか?」と悩んでいる方が多い中、帰国前から計画的に準備をし、帰国後すぐにお仕事が決まった彩さんの転職成功術を今回はお伝えさせていただきます!
1 ワーホリから内定までの道のり
2016年05月 ワーホリにてオーストラリア・ブリスベンへ渡航
2017年05月 帰国
2017年12月 セカンドワーホリにてオーストラリア・ブリスベンへ再渡航
2018年12月 帰国
2019年07月 ワーホリにてカナダ・トロントへ渡航
2020年03月 新型コロナの影響でロックダウン
2020年08月 ワーホリキャリア.comへお問い合わせ
オンラインにてキャリアカウンセリング実施
2020年09月 帰国
『Airbnb』を利用して都内に1ヶ月滞在
※14日間待機期間中→書類選考にエントリー
※待機期間明け→面接にエントリー
2020年10月 2社より内定獲得、引越準備
2020年11月 お仕事スタート
2 彩さんのワーホリ体験記 ~オーストラリア編~
彩さんは大学在籍中に教員免許や司書資格などを取得し、卒業後は学習塾に就職しました。
学校で働くことにはあまり魅力を感じなかったそうですが、教育の現場で働くことは大好きで、学生時代も学習塾で4年間アルバイトを経験されています。
就職した地元の学習塾で子どもたちと接する中、
「国際化が進む今、英語を勉強すれば、世界のたくさんの⼈と話すことができる。海外で活躍することができる。」
とよく話していましたが、実際に⾃分は外国⼈と話す機会がなく、海外での経験もなく、空想上でしか話ができない…と日々感じていたそうです。
そんな悶々とした想いが募り、
「それならば、実際に海外で⽣活をしてみよう︕」
これがワーホリに行くきっかけとなりました。
3年間勤めた学習塾を退職し、オーストラリア・ブリスベンへ渡航。
まずは語学学校に通い、更に“TECSOL”と“J-SHINE”という子ども向けの英語指導者の資格を取得します。
一時帰国をし、セカンドワーホリビザを利用し再びブリスベンへ。
語学学校や日本人学校などの教育現場でのボランティアの仕事に従事し充実した日々を過ごしますが、日本の教育現場でのキャリアをもっと活かして海外で働きたいという想いが強くなり、次はカナダへの渡航を決意します。
3 彩さんのワーホリ体験記 ~カナダ編~
彩さんはカナダでは“日本でのキャリアを活かした教育現場で働く”という明確な目標がありました。
渡航後、トロントの商工会議所へ情報収集に赴き、日本人学校の補習授業校での教員の仕事に就きました。
現地生活が長い子どもたちからは教わることも多かったそうで、ここでも充実した日々を過ごしていましたが、3月に入りカナダもコロナの影響で大々的なロックダウンに入り失職してしまいます。
ただ、カナダは前年度に収入がある場合は、ワーホリでも給付金支給の対象となったため、給付金や貯蓄でしばらく生活する計算がたったそうです。
「帰国することも頭をよぎりましたが、期日までワーホリをまっとうすることを選択しました。ロックダウン中は必要以外の外出が出来ませんでしたので、以前から興味があったプログラミングをオンラインで学びました。また英語力を落とさないためにもオンライン英会話も活用しました!」
常に前へ前へ動いている彩さん!ロックダウン中も挑戦し続けていたのですね。
そして7月に入り帰国後の進路のことを考えはじめ、情報収集をはじめたそうです。
私たちワーホリキャリア.comへは8月中旬に連絡が入り、オンラインにてキャリアカウンセリングを実施させていただきました。
カウンセリングにおいて、彩さんの学生時代から社会へ出て、ワーホリを経て現在に至るまでを振り返りをさせていただきました。
そして進路については、
「教育に関わる仕事がしたい」
「東京か大阪で仕事を探したい」
というお話しでしたので、このポイントに絞った就職活動をすることにしました。
4 帰国→転職活動
彩さんのご実家は地方なので、カナダからの帰国は羽田空港着となり、すぐに自宅には帰れません。それを逆手にとり、14日間の待機期間を上手く使うことにしました。
ホテルはコストが掛かるため、『Airbnb』で空港からの送迎つきの宿を思い切って1ヶ月間借り上げ、この1ヶ月間で勝負をしようという計画です。
彩さんとは帰国前から下記のような段取りを決めていました。
①帰国までに履歴書と職務経歴書を作り込む
②帰国したらまずは体調や身の回りを整える
③待機期間中に選考エントリーをする
①帰国までに履歴書と職務経歴書を作り込む
企業へ提出する体裁やワーホリ経験を魅力的に伝える方法などアドバイスさせていただき、写真は帰国後に撮りなおすことにしました。
彩さんの必勝ポイントは履歴書と職務経歴書だけでは伝えきれないワーホリ経験をPowerPointで纏めた点です。
第三の資料として提出いただいた内容は、
・何故ワーホリへ行く決意をしたのか
・ワーホリに行ってどんな収穫があったのか
・今後ワーホリ経験をどのように活かすのか
について、各地での経験を分かりやすく写真付で紹介しています。
活力溢れる仕上がりで、彩さんの明るく前向きな人柄が感じ取れます。
企業に「この人と一緒に働きたい!」と思わせるMyプレゼン資料です。
②帰国したらまずは自分の体調や身の回りを整える
当然ながら時差ぼけなど旅の疲れもありますし、やはりコロナ禍の緊張感ある中での帰国ですから、心身共に一息ついていただくことは大切ですね。
また、実家からスーツなどの必要なアイテムを送ってもらい就活の準備を整えました。
③待機期間中に選考エントリーをする
弊社からは帰国に合わせて彩さんにお仕事の提案をさせていただき、4社ほど書類選考へ進めることになりました。
身動きのとれない2週間を無駄にせず、しっかりと企業分析をしていただき、各社ごとに丁寧に履歴書を仕上げていただきました。
このうち2社面接へ進むことになり、1社はZoomにて1次・2次面接を実施し内定を獲得!もう1社についても待機期間明けより対面面接を開始し、こちらも内定を獲得!!
帰国から1ヶ月半で内定を2つ獲得し、2ヶ月後の11月から新たなお仕事をスタートすることになりました。
5 彩さんの必勝ポイント
■魅力的なレジュメの作成
■帰国後の就活の段取り
■“教育に携わる”というぶれない軸
彩さんの第三の資料の仕上がりには私も本当に驚きました!
履歴書と職務経歴書の他にプラスの資料として提出しましたが、彩さんの教育に対する情熱や子どもたちへの想いなどは採用担当社へ届いたことは間違いありません。また、彩さんの伸び伸びとした前向きな人柄や勉強熱心で計画性のある人物像が伝わったと考えています。
そして、何よりも決め手は、他ならぬ“気合い”ではないでしょうか!!
1年以上離れていた家族にすぐにでも会いたかったと思いますが、就職が決まるまで実家に帰らず、集中力やモチベーションを保てたことが奏功。
ぐっと堪えて“内定”というお土産を持って、故郷に錦を飾りました!!
これから帰国し就職活動される方はもちろん、これからワーホリを計画されている方にも、彩さんのケースは参考にしていただけるのではないでしょうか。
6 編集後記
今回、彩さんには帰国前からご相談を頂き、内定まで伴走させていただきました。コロナ禍の就職活動のお手本を見せていただいたようで、私たちもお役に立てたことが心から嬉しかったです♪
彩さんのこれからのご活躍が益々楽しみです!
「帰国後の仕事を紹介してほしい!」
「帰国後のキャリアカウンセリングを受けたい!」
「これからワーホリに行くので将来のライフプランを考えたい!」
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