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コロナ対策ウィズか、ゼロか?台湾

新型コロナウィルスが世界中に広まって約2年が過ぎようとしていますが、まだ完全には終息はしていません。ヨーロッパはウィズコロナ(コロナと共存)が主流となり規制緩和へと動き始めています。コロナ対策として世界でも「優等生」の台湾はどうでしょうか。詳しく見ていきたいと思います。

いつからシリーズ 織田 (17)

台湾は初動の速さ(水際対策)、国民の意識の高さ、罰則ありの隔離ルールで何か月もの間市中感染ゼロが続いていましたが、2022年の1月初旬に市中感染が初めて確認されました。1月の市中感染者は400名でそのうち9割がオミクロン株だということが分かっています。イギリスではコロナ対策の規制はほぼ撤廃されました。海外旅行の現状としては観光として台湾に行くことはまだできません。また台湾人が海外旅行をした場合は帰国後14日間の隔離がありますので、以前のように海外旅行に行くのはハードルが高いですね。2300万人の台湾人のうち1600万人、約70%が海外旅行をするといわれるお国柄、その消費が全部国内で消費されているので台湾の経済は絶好調なんです。通常でしたら年間500万人もの台湾人が日本にやって来ますが、コロナ禍で日本に来ることが出来ないため、日本関連の消費が順調です。例えばドンキホーテは2号店もオープンし日本と異なり食品の品揃えが豊富で、連日賑わっています。またラーメンの一蘭は400mもの行列が並び待ち時間も3時間を超えることもあります。まるで人気テーマパークのアトラクション待ちみたいです。一方、業界によって各差があるためウィズコロナにシフトしたほうがいいのではという市民の声も出るようになりました。一方で「どのような後遺症かわからない」や「医療がひっ迫する」ということでゼロコロナを継続する声も根強い。台湾の世論調査では、57%の市民がウィズコロナを受けいれられる。ゼロコロナは34%にとどまりました。その他どちらともいえない。市中感染は確認されたもののワクチン接種の安心感や警戒レベルの維持で昨年ほどの市民の緊張感はない。ワクチン接種率は1回目81%、2回目74%、2回目のワクチン接種より12週以上経過した人の3回目の接種予約も始まっている。接種率は18%

いつからシリーズ 織田 (18)

2月には旧正月があります。ここでの懸念事項は人の移動が激しくなりため感染爆発しないことを願うばかりです。自分の田舎に帰るためこの旧正月期間は台北の街はガランガランです。お店、レストランなども締まっているところが多いいですのでお気を付けください。

ゼロ台湾2

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